新潟県高野連は25日、中止となった「第102回全国高校野球選手権新潟大会」に代わる独自大会「令和2年度新潟県高校夏季野球大会」の日程や規定をまとめた開催要項を発表した。
大会は7月18日に開幕し、26日までに1~3回戦を行う。4回戦は8月1日、準々決勝は2日に実施し、準決勝が4日、決勝が6日に行われる。
出場チーム数は連合チームを含む73チームで、部員不足のため長岡高専、分水、有恒が欠場となる。シード校は昨秋のベスト4である北越、新潟産大附、加茂暁星、巻の4校。組み合わせは7月1日に事務局による代理抽選で行われる。組み合わせにあたっては移動による感染リスクを低減させるため、近隣地区校同士の対戦を原則として、できるだけ移動距離の短い球場を会場にあてる。
選手登録人数は25人で、ベンチ入りできる人数は20人。登録した選手内で試合ごとの選手の入れ替えを認める。また事前の届け出があれば、女子部員がボールガールやノッカー、シートノック補助として参加できる。
投手には1週間で500球の球数制限を実施。試合が9回を終了した時点で同点の場合は、10回からタイブレークを実施する。12回を終了した時点で同点の場合は、その時点で出場していた選手9人ずつによる抽選により勝敗を決する。
また、スタンド入場は控え部員と保護者(部員1人につき2人まで)のみとし、検温、3席以上の間隔を保って密集を避ける。スタンドでの応援は拍手を基本とし、組織的な応援や大声での声援は行わないこととしている。
(取材・文/岡田浩人)