来春の選抜甲子園の選考資料となる「第143回北信越高校野球大会」は17日、富山市民球場で準決勝を行い、関根学園(新潟3位)は敦賀気比(福井1位)に延長10回、4対5でサヨナラ負けを喫し、決勝進出はならなかった。
関根学園は3回表に尾身颯太(2年)の2点適時打で逆転し、7回表には竹之内陵(2年)の2試合連続となる本塁打で一時は2点差までリードを広げた。9回裏2死までリードしていたが、土壇場で敦賀気比に同点に追いつかれると、延長10回にサヨナラ打を許した。2014年以来となる新潟県勢の選抜大会出場は難しい状況となった。
悔しい逆転負けで決勝進出を逃した関根学園
◎17日の準決勝の試合結果◎
<富山市民>
②関根学園4-5敦賀気比(10回サヨナラ)
→関根学園は決勝進出ならず
(バッテリー)
関根:牧野、滝澤-大竹
気比:竹松、大島、上加世田-長尾
(二塁打)
関根:尾身
気比:東
(三塁打)
気比:大島
(本塁打)
関根:竹之内(7回・ソロ)
関根学園の先発①牧野水樹(2年)初回に2失点も粘り強い投球でその後0を重ねた
2点を追う関根学園は3回表、1死1、3塁から増井琉壱(2年)の遊前スクイズがバント安打となり、3塁から竹之内陵(2年)が生還し、1-2に
3回表、関根学園は2死満塁から四番・尾身颯太(2年)の右線2点適時二塁打で3-2と逆転に成功
7回表、関根学園は竹之内陵(2年)の2試合連続本塁打で1点を追加
関根学園は8回から⑥滝澤夏央(2年)がマウンドへ。8回は2死満塁のピンチも執念で抑えたが…
延長10回裏、敦賀気比の東鉄心(2年)にサヨナラ打を浴び、マウンドで立ち尽くす関根学園⑥滝澤夏央
①上田西5-4星稜
→上田西(長野2位)が秋は初の決勝進出
(バッテリー)
星 稜:野口-中谷
上田西:山口-小川
(二塁打)
星 稜:吉田
上田西:杉浦
(三塁打)
上田西:笹原
(本塁打)
上田西:飛鳥井2(4回・ソロ、6回・3ラン)
(取材・撮影・文/岡田浩人)