ルートインBCリーグは14日、石川県でBCLドラフト会議を開催し、併せて特別合格選手を発表した。新潟アルビレックスBCは8選手を特別合格とした。この中にはプロ志望届を提出し、10月26日のNPB(日本野球機構)ドラフト会議で指名漏れとなった加茂暁星・荒木友斗捕手(17)や、今夏独自大会の優勝校・中越の左腕・佐藤雄飛投手(18)が入っている。なお、新潟のドラフト指名選手はなかった。
新潟アルビレックスBCへの特別合格が決まった加茂暁星・荒木友斗
新潟アルビレックスBCの特別合格選手となった加茂暁星高校3年の荒木友斗捕手は取材に対し、「(先月の)NPBドラフト会議で指名がなく悔しかった。もう一度、NPB入りを目指したいとBCリーグ挑戦を決めた」と気持ちを語った。地元球団への入団が内定したことについて「うれしい」と話し、「1年目から活躍して、NPBのスカウトから注目される選手になりたい」と意気込んでいる。高校時代は内野手だったが、9月の高校生合同練習会では捕手に挑戦。その強肩と強打を高く評価し、ドラフト時には最後までリストに残した球団があった。BCリーグでは「捕手として頑張りたい」と話し、持ち味の打撃でも「強く振り抜くことを意識したい」とさらなるレベルアップを誓っていた。
新潟アルビレックスBCの特別合格選手は以下の通り。(ドラフト指名はなし)
<投手>
佐藤雄飛(18歳/中越高・長岡市出身/左投げ左打ち)
高橋駿(18歳/東京学館新潟高・聖籠町出身/左投げ左打ち)
原田健太(22歳/松本第一高校-松本大/左投げ左打ち)
アドゥワ大(24歳/九州国際大付高-東農大オホーツク-バイタルネット/右投げ右打ち)
<捕手>
荒木友斗(17歳/加茂暁星高・阿賀野市出身/右投げ右打ち)
<内野手>
熊谷航(21歳/東北高-大体大/右投げ左打ち)
熊倉凌(21歳/成立学園高-関西国際大・糸魚川市出身/右投げ右打ち)
<外野手>