【大学野球】新潟医療福祉大が練習始め

大学野球の関甲新学生野球連盟1部に所属する新潟医療福祉大が8日、新潟市北区の同大室内練習場で“練習始め”を迎えた。新型コロナウイルス禍の中で、県内在住の選手と県内に残った選手のみでのスタートとなったが、鵜瀬亮一監督は「キャンプがどうなるのか、オープン戦で県外へ行けるのかは流動的」としながらも「たとえキャンプに行けなくても慌てず環境に適応して、みんなが成長していけるように。1個1個のメニューを大事にしてほしい」と呼びかけた。

初日はアップ、キャッチボール、ノック、打撃練習などで選手たちは汗を流した。笠原遥也主将(3年・日本文理高)は「昨秋のリーグ戦は4位という結果であと1勝で関東大会出場を逃した。その悔しさを持って冬を越えて春につなげたい」と2021年に懸ける意気込みを示した。その上で「新潟医療福祉大として関東大会出場、コロナ禍だが、効率よくしっかり考えて練習したい。(エースの)桐敷(拓馬)を中心に守備からレベルアップし、打撃でつなぐ野球をしたい」とチームとしての目標を話した。

監督として2年目の指揮を執る鵜瀬監督は「去年は1年目で途中からコロナ禍となり、今年も流動的だが、大学生活がストップしている中、部活動をやらせてもらっていて、感染防止を含め、しっかりやっていきたい。まだ成し遂げていない神宮(出場)を目指したい」と今季の目標を語った。

◎新潟医療福祉大・練習始めの動画◎

(取材・撮影・文/岡田浩人)