ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは8日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで2021年シーズンの必勝祈願を行った。今季10シーズンぶりに指揮を執る橋上秀樹監督(55)をはじめ、選手と球団職員35人が6シーズンぶりのリーグ優勝とシーズン中の安全を願って神事に臨んだ。
必勝祈願後には内藤晃裕内野手(24)が昨季に続き2年連続で主将を務めることが発表された。内藤主将は「個人としては(NPBから)ドラフト指名されること。チームとしては(独立リーグ)日本一」と今季の目標を語った。
必勝祈願を行う橋上秀樹監督
必勝祈願は新型コロナウイルス対策として去年に続き神明宮(新潟市中央区)の宮司が出向き、グラウンドに祭壇を設置した。池田拓史球団社長、橋上監督、内藤主将らが玉串を捧げて必勝を誓った。
橋上監督は「いよいよ始まるんだなという気持ちを新たにした」と心境を話した。今季の目標として「応援してくださる皆さんに少しでも多く感動を与えられるように精いっぱいやりたい。個々のレベルを引き伸ばすこと。新加入の中には新潟県出身の選手が多い。高校時代から見ていただいてきた皆さんに成長していく姿を見て応援していただきたい」と期待を寄せた。
その上で「一番最後まで野球ができて最終的には優勝すること。個々のレベルを上げて一人でも多く上のステージ(NPB)に上げられるよう指導したい」と意気込みを語った。
2年連続で主将を託された内藤晃裕主将(左)と橋上監督
2年連続で主将を託された内藤晃裕主将は「背中でも言葉でも選手を引っ張っていければ。個人としては(NPBから)ドラフト指名されること、チームとしては(独立リーグ)日本一」と目標を掲げた。
新潟は3月10日から同スタジアムで全体練習(キャンプ)に入る。BCリーグ中地区の開幕は4月10日で新潟はビジターで群馬と対戦。翌11日にホーム開幕戦として同スタジアムで福島と対戦する。
◎必勝祈願とキャプテン発表・動画(約25分)◎
(取材・撮影・文/岡田浩人)