ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは10日、群馬県高崎市で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、12対8で勝利した。新潟は2016年以来5年ぶりに開幕戦を白星で飾った。
新潟は初回、新人四番の熊谷航(大阪体育大)の先制適時打、ネイサン(東京国際大)の適時二塁打などで4点を先行。1点差とされた3回には相手失策が続き3点を追加した。6回には満塁から稲葉大樹(城西大)への押し出し四球、石森亨(立正大)の走者一掃適時二塁打で計4点を加えた。新潟の開幕投手・大竹樹希哉(五泉市出身)は初回に3点、3回と4回に1点ずつを失い、5回5失点の内容も打線の援護で今季初勝利。四番手以降の投手が8回、9回に失点したが逃げ切った。新潟の次戦は11日13時から、ホーム開幕戦として新潟市のハードオフ・エコスタジアムで福島レッドホープスと戦う。
開幕戦を5年ぶりの白星で飾り、喜ぶ新潟の選手たち
◎10日の試合結果◎
<群馬・城南球場>
新潟12-8群馬
(バッテリー)
新潟:○大竹(1勝)、原田、海老塚、古田、田村-齋藤
群馬:●青栁、中嶋、深澤、荻野、塩田、井口-茨木
(二塁打)
新潟:ネイサン(1回)、石森(6回)
群馬:中道(1回)、井野口(3回)、湯浅(4回)、高山(9回)
(三塁打)
群馬:有間(1回)
(本塁打)
群馬:中道1号(8回・ソロ)
開幕戦を前にした新潟の首脳陣と選手たち
6回表、石森亨(立正大)の適時二塁打で満塁の走者が生還、11-5に
6回に二番手で登板し、三者凡退に抑えた新人・原田健太(松本大)
9回に登板した田村颯瀬(東京学館新潟高) 2失点も逃げ切った
◎新潟が5年ぶりに開幕戦勝利・動画(約41分)◎
(取材・撮影・文/岡田浩人 撮影/石澤朋子)