ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは11日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで福島レッドホープスとホーム開幕戦を戦い、2対1で勝利した。新潟は2008年以来の開幕2連勝を飾った。
新潟は初回、山河楓(神戸弘陵高)の適時打で先制。5回には松島恒陽(関西大)の犠飛で追加点を挙げた。先発の高卒新人・佐藤雄飛(中越高)は初回の立ち上がりこそ、緊張からか制球が定まらなかったが、2回には三者凡退に抑えて波に乗った。5回を投げ5安打、4三振、無失点で初先発・初勝利。7回に1点差となったが、最後は2年目左腕の田村颯瀬(東京学館新潟高)が抑えた。新潟の次戦は17日13時から、長岡市悠久山球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。
初先発初勝利を飾った新潟の佐藤雄飛(中越高) 5回無失点の快投を見せた
◎11日の試合結果◎
<ハードオフ>
新潟2-1福島
(バッテリー)
福島:●上江洌(1敗)、本城、松島-森口
新潟:○佐藤(1勝)、金子、中園、S田村(1S)-齋藤
(二塁打)
福島:丸茂(8回)
新潟:齋藤(2回)
(三塁打)
新潟:熊谷(8回)
ホーム開幕戦には1300人の観客が来場し、選手を後押しした
始球式を務めたNGT48の真下華穂さん 打席にはギャオス内藤氏
5回裏、松島恒陽(左)の犠飛で3塁から石森亨(23番)が生還し、2-0に
三番手で8回に登板の中園大樹(柳ヶ浦高)は1回を無失点に抑える
9回に登板した田村颯瀬(東京学館新潟高)は走者を出すも無失点で試合を締めた
(取材・撮影・文/岡田浩人 撮影/石澤朋子)