ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは18日、長野市の長野オリンピックスタジアムで信濃グランセローズと対戦し、0対4で敗れた。新潟は今季初黒星で、開幕からの連勝は2でストップし、球団初の開幕3連勝はならなかった。新潟の通算成績は2勝1敗で、信濃、群馬と並んで中地区首位タイ。
新潟は先発の大竹樹希哉(五泉市出身)が7回まで無失点と好投したが、8回に打ち取った当たりが立て続けに安打となる不運から信濃に先制点を許すと、この回4失点した。新潟の打線は昨季0勝9敗と抑え込まれた鈴木駿輔(聖光学院高・BC福島)に要所を締められ完封負けを喫した。新潟の次戦は20日13時から、福島県本宮市で福島レッドホープスと対戦する。
7回まで無失点の好投も8回に捕まった先発・大竹樹希哉(五泉市出身)
◎18日の試合結果◎
<長野オリンピック>
新潟0-4信濃
(バッテリー)
新潟:●大竹(1勝1敗)、中園、髙橋-齋藤
信濃:○鈴木(1勝)-濵田
(二塁打)
新潟:内藤(8回)
(三塁打)
信濃:山本(8回)
13日に就任が発表された野間口貴彦投手コーチ(中央)がこの試合からチームに合流した(8回裏)
8回2死から初登板の髙橋駿(東京学館新潟高)は打者1人を三振に抑えた
◆新潟・橋上秀樹監督のコメント◆
「リーグを代表する鈴木投手と終盤まで互角に投げ合った大竹はよく投げたと思う。こういう試合は1つの守備のミスが勝敗を大きく左右する。開幕戦と2戦目はそれが相手に起こり、今日は新潟に起こった。改めて反省し、次戦や今後の試合に向けて、練習を積んでいきたい」
(文/岡田浩人 撮影/石澤朋子)