夏の甲子園出場を懸けた「第103回全国高校野球選手権・新潟大会」は20日、4球場で4回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。新潟市のハードオフ・エコスタジアムでは新潟明訓と東京学館新潟がコールド勝ち。新発田市五十公野球場では北越が昨秋優勝校の加茂暁星に競り勝った。開志学園はコールドでベスト8入りを果たした。長岡市悠久山球場では関根学園と日本文理が準々決勝進出を決めた。柏崎市佐藤池球場では春優勝の新潟産大附が逆転勝ち。新津工は延長12回の死闘を制した。
準々決勝は22日と23日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで行われる。
悠久山①関根学園7-1巻
7回を投げ1失点と粘りの投球を見せた関根学園⑩牧野水樹(3年)
◎20日の4回戦の試合結果◎
<ハードオフ>
①新潟明訓9-0上越総合技術(7回コールド)
→2019年以来2年ぶりのベスト8
(バッテリ)
上総:小林天優-上野頼生
明訓:栁下祐希、曽我恵都-加藤麗桜
(二塁打)
明訓: 高木雄哉2(1回、5回)、加藤麗桜2(1回、5回)、阿部瞬之介(5回)、大島稜介(5回)、高橋佑希(5回)
②東京学館新潟8-1新津(7回コールド)
→2019年以来2年ぶりのベスト8
(バッテリー)
新津:早川友基、井田千翔-藤田拓蔵
学館:清田太陽、羽吹幸隼、中町龍之介-神保智哉
(二塁打)
新津:塚野優晴(1回)
学館:松田蓮(1回)、古俣秀(1回)
(三塁打)
新津: 阿部雄大(3回)
学館:松井壮(3回)
<五十公野>
①北越4-3加茂暁星
→2019年以来2年ぶりのベスト8
(バッテリー)
暁星:濱谷直生-齋藤大優
北越:山倉大武、山田直輝-小川稜太
(二塁打)
暁星:齋藤大優(4回)
(三塁打)
暁星:椿大雅(9回)
②開志学園10-0上越(6回コールド)
→2018年以来3年ぶりのベスト8
(バッテリー)
上越:木原康、松本怜-山岡柊
開志:伊藤日汰-加藤啓吾
(二塁打)
開志:片桐巧真(1回)
(三塁打)
開志:伊藤日汰(2回)
<悠久山>
①関根学園7-1巻
→2015年以来6年ぶりのベスト8
(バッテリー)
巻高:保倉颯太、町田蒼、野口世那、水澤皓介-渡辺優
関根:牧野水樹、平井蓮人-大竹直樹
(二塁打)
巻高:長谷川絢輝(5回)
関根:大竹直樹(回)、尾身颯太(5回)
(三塁打)
巻高:塚野歌向(4回)
関根:増井琉壱(1回)、平井蓮人(回)
②日本文理8-3帝京長岡
→2019年以来2年ぶりのベスト8
(バッテリー)
文理:田中晴也、村越仁士克-竹野聖智
帝京:茨木秀俊、大川寅一、幌村黛汰-成瀬望歩
(二塁打)
文理:渡辺優(7回)、米山温人(8回)、土野奏(8回)
帝京:菊池健太(7回)
<佐藤池>
①新潟産大附4-1佐渡
→2018年以来3年ぶりのベスト8
(バッテリー)
佐渡:金子凌太朗-河原稜太
産附:仙田裕汰、吉原大翔、西村駿杜-村山廉太郎
(二塁打)
佐渡:河原稜太(2回)、水沼遼太(9回)
産附: 鈴木健太郎(4回)、関山柊汰(7回)
(三塁打)
産附:五十嵐魁(6回)
②新津工6-5柏崎工(延長12回サヨナラ)
→2003年以来18年ぶりのベスト8
(バッテリー)
柏崎工:町田航輝、大矢 歩夢-石黒文也
新津工:阿部拓-野口和真
(二塁打)
柏崎工:小山龍人(1回)、大橋蒼(5回)
新津工:阿部拓(3回)
(三塁打)
新津工: 川内永季也(12回)
◎22日(木)の準々決勝の試合予定◎
<ハードオフ>
①新潟産大附(9:00)新津工
②開志学園(11:30)北越
◎23日(金)の準々決勝の試合予定◎
<ハードオフ>
①日本文理(9:00)関根学園
②新潟明訓(11:30)東京学館新潟
(取材・撮影・文/岡田浩人)