【高校野球】帝京長岡、中越、日本文理、北越が4強進出 新潟大会準々決勝

夏の甲子園出場を懸けた「第104回全国高校野球選手権・新潟大会」は24日、2球場で準々決勝4試合が行われた。新発田市五十公野球場では第5シードの帝京長岡が春優勝校で第1シードの東京学館新潟にコールド勝ちし、夏の選手権新潟大会で初めてのベスト4進出を果たした。第4シードの中越は開志学園にコールド勝ちし、選手権では優勝した2018年夏以来4年ぶりのベスト4進出。柏崎市佐藤池球場では昨夏優勝校で第2シードの日本文理が公立で唯一ベスト8入りした新潟に競り勝ち、選手権3大会連続となるベスト4入りを決めた。昨秋優勝校で第3シードの北越は第5シードの新潟明訓に逆転勝ちし、選手権5年ぶりとなるベスト4進出を果たした。

準決勝2試合は26日(火)に新潟市のハードオフ・エコスタジアムで行われる。決勝戦は28日(木)に同スタジアムで行われる予定。

佐藤池②北越8-2新潟明訓
2回表、北越は1死2、3塁から8番・宇野浩平(3年)が左中間2点適時三塁打を放ち、2-2の同点に追いつく

◎24日の準々決勝の試合結果◎
<五十公野>
①帝京長岡14-3東京学館新潟(7回コールド)
→帝京長岡が選手権初のベスト

(バッテリー)
帝京:茨木秀俊、サラ・ティエン-竹部新之介
学館:羽吹幸隼、須貝悠太、村上博之、涌井陽斗-八幡康生
(二塁打)
帝京:幌村黛汰(7回)
学館: 立川大和(1回)、宮嶋幹人(5回)
(三塁打)
帝京:ボーウェイ・ジャン(5回)、 早坂晃(6回)、幌村黛汰(6回)
学館:立川大和(3回)
(本塁打)
帝京:ボーウェイ・ジャン2(3回・2ラン、6回・2ラン)

②中越14-7開志学園(7回コールド)
→中越が選手権4年ぶりのベスト4

(バッテリー)
開志:大野日向、比企拓海-長野虎太朗
中越:野本壮大、小幡拳志郎-増田恒輝
(二塁打)
中越:山井祐希(1回)、関照永3(5回、7回、7回)
(三塁打)
中越:吉井愛斗2(2回、5回)、杉田海人(7回)、川村遥希(7回)
(本塁打)
開志:梅澤悠人(7回・ソロ)


<佐藤池>
①日本文理3-1新潟
→日本文理が選手権3大会連続ベスト4


(バッテリー)
新潟:梅田耀帆-小林才
文理:田中晴也-竹野聖智
(二塁打)
文理:田中晴也2(3回、5回)、海道良平(5回)、竹野聖智(6回)

②北越8-2新潟明訓
→北越は選手権5年ぶりのベスト4

(バッテリー)
北越:山倉大武、中里優暉、山田直輝-宇野浩平
明訓:川瀬直、樋口歩夢-岩崎純大
(二塁打)
北越:金井大輔(6回)、宇野浩平(8回)、丸山幹太(8回)
明訓:反町謙介(1回)
(三塁打)
北越:丸山幹太(1回)、宇野浩平(2回)


◎26日(火)の準決勝の試合予定◎
<ハードオフ>
①帝京長岡(10:00)中越
②北越(13:00)日本文理

(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)