【高校野球】中越と新潟明訓が決勝へ 秋季県大会準決勝

来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第147回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」は24日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで準決勝2試合が行われた。第1試合は序盤からリードした中越が日本文理の追い上げを振り切り、秋は5年ぶりの決勝進出を決めた。第2試合は新潟明訓がエース樋口歩夢(2年)が東京学館新潟の打線を3安打14奪三振の好投で完封勝ちし、秋は2年ぶりの決勝進出を決めた。決勝戦は26日(月)に行われる。

中越5-4日本文理/中越のエース①野本壮大(2年・右)は勝利の瞬間、雄叫びをあげ、喜びを表した


新潟明訓3-0東京学館新潟/新潟明訓のエース①樋口歩夢(2年)は4安打、毎回の14奪三振の好投で東京学館新潟打線を完封

◎24日の準決勝の試合結果◎
<ハードオフ>
①中越5-4日本文理
→中越が秋5年ぶりの決勝進出

(バッテリー)
文理:栁澤虹空、倉石健亮、平田来輝-髙地隼都
中越:野本壮大-佐藤玄大
(二塁打)
文理:野口壱矢(9回)
中越:野本壮大(3回)、佐藤玄大(8回)、関照永(8回)
(三塁打)
中越:波方優(3回)

中越の先発①野本壮大(2年)


日本文理の先発⑩栁澤虹空(2年)


1回裏、中越は1死2、3塁から野本壮大(2年)の中前適時打で先制



1回裏、中越は1死1、3塁から星野凌也(2年)の中犠飛で2-0に


3回裏、中越は2死2塁から波方優(2年)の右中間三塁打で3-0に


日本文理は4回から①倉石健亮(1年)が登板



5回表、日本文理は2死2、3塁から倉石健亮(1年)の中前適時打で1点を返す。2塁走者は本塁憤死


7回から日本文理は⑥平田来輝(2年)が公式戦初登板


8回裏、中越は2死3塁から関照永(1年)の右線二塁打で5-1に


9回表、日本文理は1死1、2塁から野口壱矢(1年)の左中間適時二塁打で2点を返す。1塁から近藤翼(2年)がホームインし、3-5に


9回表、日本文理は滝澤友陸(1年)の適時内野安打で4-5に


1点差で逃げ切った中越は5年ぶりの決勝へ


敗れた日本文理は順位決定戦へ


②新潟明訓3-0東京学館新潟
→新潟明訓が秋2年ぶりの決勝進出

(バッテリー)
学館:込山優気、朝妻渚斗、須貝悠太-込山優気
明訓:樋口歩夢-齋藤飛向
(二塁打)
明訓:岩崎純大(8回)
(三塁打)
明訓:小林倖(5回)

新潟明訓の先発①樋口歩夢(2年)


東京学館新潟の先発⑩込山優気(2年)


3回表、東京学館新潟は2死から渋川優希(2年)が安打で出塁もけん制でタッチアウトに


東京学館新潟は3回から⑪朝妻渚斗(1年)が登板



5回裏、新潟明訓は2死1、2塁から小林倖(2年)の左中間適時三塁打で2点を先制



8回裏、新潟明訓は2死2塁から近藤陽紀(2年)の適時内野安打で2塁から岩崎純大(2年)が生還し3-0に


9回表、打席に入る東京学館新潟②八幡康生(2年)に声を掛ける須貝悠太(2年)


2年ぶりに秋の決勝進出を決めた新潟明訓


春に続く連覇はならなかった東京学館新潟は順位決定戦へ


◎26日の試合予定◎
<ハードオフ>
[順位決定戦]
①日本文理(10:00)東京学館新潟

[決勝戦]
②中越(12:30)新潟明訓

(取材・撮影・文/岡田浩人 撮影/武山智史)