ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは18日、橋上秀樹監督(56)が来季も続投すると発表した。昨季再び新潟の監督に就任した橋上監督は今季、北地区優勝は逃したものの2位となり、チームを7年ぶりにプレーオフに導いた。橋上監督は球団を通して「来季は必ず優勝をお届けします」とコメントしている。
来季も指揮を執ることになった橋上秀樹監督
橋上監督は1965年生まれで千葉県の出身。ヤクルトで野村克也監督の指導のもとID野球を学び、92年の日本シリーズなどで活躍した。その後、日本ハム、阪神を経て00年に現役を引退。その後、野村監督のもとで楽天ヘッドコーチなどを務めた。11年に新潟アルビレックスBCの監督を務め、チームを初の地区優勝に導いた。その後、巨人、楽天、西武、ヤクルトでコーチを務めた。昨季10年ぶりに新潟の監督に復帰した。
今季新潟は30勝28敗6分で北地区の2位となり、7年ぶりにプレーオフ進出を果たした。特にチーム打率は・286とリーグ8チーム中トップの成績を残し、球団はその手腕を評価し、来季の続投が決まった。橋上監督は2011年、21年、22年と監督を務めており、来季で通算4季目となり球団の歴代最長となる。
橋上監督は球団を通して「今季は7年ぶりにプレーオフに進出しましたが、来季は必ず優勝をお届けしますので、より一層の熱い応援を宜しくお願いいたします」とコメントしている。球団は10月30日(日)午後2時から、新潟市のみどりと森の運動公園で「サポーター感謝デー」の開催を予定していて、その場でも橋上監督がサポーターへ、来季への意気込みを伝えるものとみられる。
(取材・撮影・文/岡田浩人)