夏の甲子園出場を懸けた「第105回全国高校野球選手権記念・新潟大会」は20日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで準々決勝2試合が行われ、北越と東京学館新潟がベスト4進出を決めた。北越は5回に古俣伸太朗、佐藤倖平による二者連続本塁打などで優位に試合を進め、43年ぶりのベスト8進出を果たした三条の追撃を振り切った。東京学館新潟は同点で迎えた9回裏に渋川優希がサヨナラ打を放ち、3年連続の夏の優勝を狙った日本文理をくだした。
21日は同スタジアムで準々決勝2試合が行われ、ベスト4が出そろう予定。
北越5-4三条…5回裏、北越は古俣伸太朗に続き、主将の佐藤倖平(3年・写真)が二者連続となる左越えソロ本塁打を放つ。佐藤は3安打の活躍。
東京学館新潟9-8日本文理…9回裏、2死1、3塁から東京学館新潟の渋川優希(3年)が左越えサヨナラ打を放つ。渋川は3安打5打点の活躍。
◎20日の準々決勝の試合結果◎
<ハードオフ>
①北越5-4三条
(バッテリー)
三条:岡諒弥、笠原向陽-小黒真之介
北越:松尾海璃、渡邉樹希、山田直輝-佐藤倖平
(二塁打)
三条:岡諒弥2(4回、8回)、橘璃緒(8回)
北越:佐藤倖平(1回)
(三塁打)
北越:熊倉葵(7回)
(本塁打)
北越:古俣伸太朗(5回・ソロ)、佐藤倖平(5回・ソロ)
②東京学館新潟9-8日本文理(9回サヨナラ)
(バッテリー)
文理:高橋史佳、北澤天琉、丸山慶人-髙地隼都
学館:杉山陽生、込山優気、涌井陽斗-八幡康生
(二塁打)
文理:髙地隼都2(3回、6回)、野口壱矢(3回)、高橋史佳(5回)
学館:鈴木健太(2回)、森田蒼生(5回)、佐藤明日葵(7回)
(三塁打)
文理:中澤心(2回)
学館:渋川優希(2回)
◎21日の準々決勝の予定◎
<ハードオフ>
①新潟明訓(10:00)加茂暁星
②中越(12:30)高田北城
(取材・撮影・文/岡田浩人)