来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第149回北信越地区高校野球大会」は13日、福井市の福井県営球場で開会式が行われ、日本文理、帝京長岡、関根学園の新潟県代表3校を含む参加16校が行進し、グラウンドの土を踏み締めた。14日は初戦となる1回戦が3球場で行われる。
開会式で行進する新潟県勢3校を含む選手たち
開会式では今春の北信越大会を制した日本航空石川(石川2位)から入場行進し、新潟県代表の日本文理、帝京長岡、関根学園を含む計16校がダイヤモンドを一周した。地元・福井県を代表して北陸の小矢宙歌主将が選手宣誓を行い、「来春、北陸新幹線が福井県まで開通し、北信越5県が一つに繋がる」と述べ、「周りへの感謝の気持ちを忘れず戦いたい」と全力プレーを誓った。
選手宣誓を行う北陸・小矢宙歌主将(中央)
来春選抜大会の北信越地区の出場枠は例年と同じ「2」で、2004年以降は決勝に進出した2校が選出されている。大会は14日に3球場で1回戦8試合が行われ開幕し、15日に2球場で準々決勝が行われる予定。その後、21、22日に福井県営球場で準決勝、決勝が行われる。
新潟県勢は2014年の日本文理以来、選抜甲子園の舞台から遠ざかっている。新潟県勢3校は10年ぶりの春切符を目指す。
新潟1位・日本文理
◎14日の新潟県勢1回戦の試合予定◎
<福井フェニックス>
①帝京長岡(9:00)高岡第一
②関根学園(11:30)高岡商
③日本文理(14:00)敦賀
(取材・撮影・文/岡田浩人)