夏の甲子園出場を懸けた「第106回全国高校野球選手権・新潟大会」は18日、3球場で4回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。新発田市五十公野球場では十日町が三条東にコールド勝ち。新潟産大附は序盤のリードをいかし村上桜ヶ丘をくだした。長岡市悠久山球場では北越が長岡大手に競り勝った。新発田南は長岡商に逆転勝ちし、2005年以来19年ぶりのベスト8進出を決めた。柏崎市佐藤池球場では佐渡が第3シードの関根学園にサヨナラ勝ちで、決勝に進出した2008年以来16年ぶりのベスト8入り。中越は糸魚川を中盤に突き放した。第1シードの帝京長岡は新発田農にコールド勝ち。第2シードの日本文理は三条をくだした。
19日には試合がなく、準々決勝は20日と21日に新潟市のハードオフ・エコスタジアムで行われる予定。
悠久山③新発田南6-3長岡商/3試合連続完投で19年ぶりのベスト8入りを決めた新発田南の主将①小林佑(3年)
◎18日の4回戦の試合結果◎
<五十公野>
①日本文理6-0三条
(バッテリー)
文理:野本蒼太、倉石健亮、丸山慶人-宇野純平
三条:兵田雅隆、笠原向陽、渡邊隼矢、細川憲伸-藤家遼
(二塁打)
文理:宇野純平(2回)、滝澤友陸(6回)
三条:細川憲伸(5回)
(本塁打)
文理:宇野純平(3回・3ラン)
②十日町7-0三条東(7回コールド)
(バッテリー)
三条東:小林佑輔-原優正
十日町:丸山大梧、小林幸也-小林楓雅
(二塁打)
十日町:渡辺真生(3回)
(三塁打)
十日町:渡辺真生(7回)
(本塁打)
十日町:丸山遥史(2回・2ランR)
③新潟産大附8-2村上桜ヶ丘
(バッテリー)
産大附:小平乃希、古川嘉一、田中拓朗-堀田温斗
村上桜:渡邉壮汰、渡邉陽斗、渡辺勇陽、赤澤裕斗-渡邊航、佐藤壮一郎、川村柚麻、桐生宝希
(二塁打)
産大附:戸嶋翔人(2回)、千野虹輝(2回)
(三塁打)
産大附:戸嶋翔人(1回)、高橋海向(3回)
<悠久山>
①帝京長岡10-2新発田農(7回コールド)
(バッテリー)
新発農:遠山剣臣、渡辺蓮、遠山剣臣-池上健太
帝 京:小林真大-有馬凛空
(二塁打)
新発農:近藤竜翔(4回)、遠山剣臣(7回)
帝 京: 福士樹吹(2回)、窪田陽太(4回)、木村朋暉(4回)、茨木佑太(6回)
(本塁打)
帝 京:茨木佑太((1回・2ラン)
②北越5-2長岡大手
(バッテリー)
北越:松尾海璃、手戸芳紘-高橋倖冴
大手:片桐佑太、井上凌佑-細川康生
(二塁打)
大手:細川康生(4回)
③新発田南6-3長岡商
(バッテリー)
新発南:小林佑-須貝航太
長岡商:目黒愁汰、今井翔大、目黒愁汰-小林真央
(二塁打)
新発南:小林佑(9回)
(三塁打)
新発南:髙橋優介(7回)
<佐藤池>
①佐渡4-3関根学園(9回サヨナラ)
(バッテリー)
関根:深町正眞、鈴木興丞-西戸航希
佐渡:風間堅斗、児玉一翔-森哉大
(二塁打)
関根:小林隆太朗2(7回、9回)
佐渡:大地立夢(8回)、小杉剛大(9回)
②中越8-4糸魚川
(バッテリー)
糸魚川:山岸宥稀、比護謙信-中澤克斗
中 越:髙橋駿臥、石山愛輝-樋口優志
◎20日(土)の準々決勝の試合予定◎
<ハードオフ>
①帝京長岡(10:00)北越
②新発田南(12:30)十日町
◎21日(日)の準々決勝の試合予定◎
<ハードオフ>
①日本文理(10:00)新潟産大附
②中越(12:30)佐渡
(取材・撮影・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)