【高校野球】新発田南が25年ぶり4強 帝京長岡・茨木が完封 第106回新潟大会準々決勝

夏の甲子園出場を懸けた「第106回全国高校野球選手権・新潟大会」は20日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで準々決勝2試合が行われた。第1試合は帝京長岡がエース茨木佑太の好投で1対0の完封で北越をくだし、2年ぶりのベスト4進出を決めた。第2試合は新発田南が逆転勝ちで十日町をくだし、1999年以来となるベスト4進出を果たした。21日は同スタジアムで準々決勝2試合が行われる。

帝京長岡1-0北越/今夏初登板を2安打完封で飾った帝京長岡①茨木佑太(3年)


新発田南4-1十日町/25年ぶりとなるベスト4入りを決め喜ぶ新発田南ナイン

◎20日の準々決勝の試合結果◎
<ハードオフ>
①帝京長岡1-0北越

(バッテリー)
北越:渡邉樹希-高橋倖冴
帝京:茨木佑太-有馬凛空
(三塁打)
帝京:渡邉侑耶(1回)


帝京長岡①茨木佑太(3年)は最速144㌔をマーク


北越①渡邉樹希(3年)


帝京長岡は1回裏、三番・渡邉侑耶(3年)の中越え三塁打で先制のチャンスを作る



1回裏、帝京長岡は2死3塁から四番・茨木佑太(3年)の中前適時打で先制


4回裏、帝京長岡は四球で出塁した加藤龍一(3年)が二盗を試みるもタッチアウト


8回裏、帝京長岡の打者をこの日最速タイの142㌔の直球で三振に抑え、ベンチに戻る北越①渡邉樹希(3年)


試合終了…健闘を称え合う両校の選手たち


②新発田南4-1十日町

(バッテリー)
新発南:小林佑-須貝航太
十日町:前川陽光、丸山大梧、大平慎太朗-小林楓雅
(二塁打)
新発田南:駒澤旭(3回)


十日町の先発⑳前川陽光(1年)


新発田南の主将①小林佑(3年)


2回に相手失策で先制した十日町は4回裏、先頭の四番・柄澤旬哉(3年)が安打で出塁も追加点ならず


6回表、新発田南は1死1、2塁から四番・小林佑(3年)の右前適時打で1-1の同点に追いつく


7回表、十日町は⑲丸山大梧(2年)がマウンドへ



7回表、新発田南は1死1、3塁から須貝航太(3年)のスクイズで1点勝ち越し


9回裏、十日町は2死2塁から右前安打で2塁走者が本塁を突くもタッチアウトで試合終了


◎21日(日)の準々決勝の試合予定◎
<ハードオフ>
①日本文理(10:00)新潟産大附
②中越(12:30)佐渡

(取材・撮影・文/岡田浩人 撮影/若月仁)