「第105回全国高校野球選手権記念大会」は9日、1回戦が行われ、新潟代表の東京学館新潟は市和歌山(和歌山)と対戦し、4対5で惜敗した。序盤に4点をリードされた東京学館新潟は6回に2点、9回に1点を返したが、あと一歩及ばなかった。創部41年目の夏に初めての甲子園出場を果たしたが、初勝利はならなかった。
甲子園での初戦に臨んだ東京学館新潟 1点差で初戦突破はならなかった(写真は新潟大会優勝時) 続きを読む
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【高校野球】東京学館新潟 甲子園ベンチ入りメンバー紹介(背番号1~9)
「第105回全国高校野球選手権記念大会」に新潟代表として初出場を果たした東京学館新潟高校のベンチ入りメンバー20人を2回に分けて紹介する。
※名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打
①涌井陽斗(わくい・はると)・3年・投手
新発田市立川東中・175センチ・80キロ・左投げ左打ち
2年秋から背番号1を背負う左腕エース。直球の最速は130㌔台中盤だが、右打者に対しても左打者に対しても内角を突ける制球と度胸が最大の持ち味。新潟大会の準々決勝・日本文理戦では5回無死満塁の大ピンチでマウンドに立ち、後続の打者3人を打ち取った。「こういう場面で抑えてこその背番号1。あの試合がきっかけで新潟大会は調子が上向いた」と振り返る。2019年夏の準優勝を見て、東京学館新潟への進学を決めた。「今まで甲子園に行ったチームを倒して甲子園に行きたかった」。寮生活を経験し、「親のありがたさがわかった」と感謝する。甲子園でも「新潟大会同様に攻めた投球を見せる」と意気込む。 続きを読む
【高校野球】東京学館新潟 甲子園ベンチ入りメンバー紹介(背番号10~20、監督・部長)
「第105回全国高校野球選手権記念大会」に新潟代表として初出場を果たした東京学館新潟高校のベンチ入りメンバー20人を2回に分けて紹介する。
※名前・読み方・学年・守備位置・出身中学(硬式出身チーム)・身長体重・投打
⑩込山優気(こみやま・ゆうき)・3年・投手
燕市立吉田中・180センチ・72キロ・右投げ右打ち
右のサイドスロー。下手投げに近い腕の位置から120㌔台中盤の直球、横の変化球で打者を打たせて取る。「他の投手と違う角度が持ち味」。中学から投手で上手投げだったが、高校2年生の夏に旅川監督からの指導で腕の位置を下げた。「最初は制球がうまくいかなかった」と言うが、ヤクルトの高津臣吾監督の現役時代のフォームを動画サイトで観ながら「体の使い方を勉強した」。決勝の9回に登板し見事に無失点で抑えた。「チームでは継投で繋ぎ、“全員で一人のエース”と掲げている。その一人になれるよう頑張りたい」。 続きを読む
【高校野球】人間づくりの指導「間違っていなかった」…長谷前監督、万感の思い込め試合前ノックへ
甲子園球場で開催されている「第105回全国高校野球選手権記念大会」に初出場する東京学館新潟は9日、初戦となる1回戦で市和歌山と対戦する。創部41年目の夏に悲願の甲子園出場を決めた東京学館新潟で35年間にわたり指揮を執り、野球部の礎を築いたのが前監督で現在は顧問を務める長谷和昭氏(62歳)である。苦難の歴史を歩みながらも、「人間づくり」を部の基本に掲げた指導を「間違っていなかった」と振り返る。初の甲子園出場となるが「私立校である以上、絶対に一勝するんだという気持ちで臨んでほしい」と選手を鼓舞。試合前の外野ノッカーとして自身も初の甲子園の土を踏む。
前監督の長谷和昭氏…外野ノッカーとして自身も初めてとなる甲子園の土を踏む 続きを読む
【高校野球】東京学館新潟がサヨナラ初V 新潟大会決勝
夏の甲子園出場を懸けた「第105回全国高校野球選手権記念・新潟大会」は25日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで決勝戦が行われ、東京学館新潟が中越に6対5、9回逆転サヨナラ勝ちで初優勝し、春夏を通じて初の甲子園出場を決めた。東京学館新潟は1点を追う9回裏2死から近藤颯斗の適時打で同点に追い付くと、森田蒼生(2年)の左中間サヨナラ打で試合を決めた。東京学館新潟は創部41年目で初の甲子園出場。夏の選手権で新潟県勢としての初出場は2008年の新潟県央工以来15年ぶり。
甲子園で開催される全国高校野球選手権大会は8月3日に組み合わせ抽選が行われ、6日に開幕する。
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