【高校野球】低反発バット、野球人口減少…野球界の変化について仙台育英・須江航監督に聞く

2022年の夏の甲子園で東北勢初の優勝を果たした仙台育英の須江航監督(41歳)が、このほど練習試合のため5年ぶりに新潟県を訪れた。今春から高校野球に導入された新基準バット、いわゆる低反発バットへの対応や、全国で進む野球人口減少についての考え方など、新潟県にも通ずる高校野球を取り巻く環境の変化について、須江監督の考えを聞いた。

5年ぶりに新潟県を訪れた仙台育英・須江航監督 続きを読む


【NPB】ソフトバンク・椎野新が現役引退を表明 村上桜ヶ丘高校出身

NPB(日本野球機構)のソフトバンク・椎野新投手(28歳・村上桜ヶ丘高出身)が30日、現役引退を表明した。プロ通算78試合に登板し、6勝4敗8ホールド、通算防御率3・87の数字を残したが、今季終了後に球団から来季の契約を結ばないと通告を受けた。椎野投手は取材に対し、「やり切った、という気持ち。6年間のプロ野球生活で二度とできない経験をさせてもらった」と話した。今後はソフトバンク職員としてチームを支える。

現役引退を表明したソフトバンクの椎野新(村上桜ヶ丘高出身) 続きを読む


【高校野球】人間づくりの指導「間違っていなかった」…長谷前監督、万感の思い込め試合前ノックへ

甲子園球場で開催されている「第105回全国高校野球選手権記念大会」に初出場する東京学館新潟は9日、初戦となる1回戦で市和歌山と対戦する。創部41年目の夏に悲願の甲子園出場を決めた東京学館新潟で35年間にわたり指揮を執り、野球部の礎を築いたのが前監督で現在は顧問を務める長谷和昭氏(62歳)である。苦難の歴史を歩みながらも、「人間づくり」を部の基本に掲げた指導を「間違っていなかった」と振り返る。初の甲子園出場となるが「私立校である以上、絶対に一勝するんだという気持ちで臨んでほしい」と選手を鼓舞。試合前の外野ノッカーとして自身も初の甲子園の土を踏む。

前監督の長谷和昭氏…外野ノッカーとして自身も初めてとなる甲子園の土を踏む 続きを読む


【球春到来】「150㌔を出してプロへ」…日本文理高OBで創価大4年の安城健汰

球春到来…この春、新天地で夢へ再挑戦する選手や、夢を引き寄せるため勝負のシーズンを迎える選手、そして復活を期す選手などに焦点を当てる。

2回目は日本文理高校出身で創価大4年の安城健汰投手(21歳)。高校時代は控え投手で、3年夏の甲子園には外野手として出場した。大学では投手に再挑戦し、昨秋のリーグ戦では最速146㌔をマーク。伸びしろの大きい、期待の右腕としてプロのスカウトがその成長を見守る。「150㌔を出して、プロの世界に行きたい」と目標を話し、4月6日に開幕する東京新大学野球連盟の春のリーグ戦で腕を振る。

創価大4年の安城健汰(日本文理高出身)最終学年の今季にさらなる飛躍を期す 続きを読む


【球春到来】社会人でプロ入りの夢追う 青山学院大卒業の中越高OB・小鷹葵

球春到来…この春、新天地で夢へ再挑戦する選手や、夢を引き寄せるため勝負のシーズンを迎える選手、そして復活を期す選手などに焦点を当てる。

1回目は中越高校の主将として2018年夏の甲子園に出場し、その後青山学院大に進学した小鷹葵捕手(22歳)。今春大学を卒業し、社会人野球のJR東日本東北(仙台市)に入社する。高校では3年夏に四番打者として新潟大会で大活躍。しかし大学では1年春からベンチ入りを果たすも、なかなか出場機会に恵まれなかった。そんな中、4年生で迎えた昨春、神宮球場での東都1部リーグ戦で2本の本塁打を放った。秋には同じ新潟出身の同期生のドラフト1位指名に刺激を受けた。「社会人からもう一度プロ入りを目指す」と誓っている。

青山学院大を卒業し、JR東日本東北入りする小鷹葵(中越高出身) 続きを読む