【女子野球】開志学園が夏の選手権初勝利 

高校女子の甲子園「第20回全国高校女子硬式野球選手権大会」が28日、兵庫県で開幕し、新潟県から出場した開志学園は12対4で大体大浪商(大阪)に勝ち、創部4年目で夏の全国選手権初勝利を挙げた。開志学園は30日の2回戦で横浜隼人と対戦する。

創部4年目で夏の選手権初勝利を挙げた開志学園 続きを読む


【女子野球】侍ジャパン女子代表候補が白根野球場で合宿

9月3日から韓国で開催される「第7回女子野球ワールドカップ」で5連覇を目指す侍ジャパン女子代表候補の強化合宿が25、26日の2日間、新潟市南区の白根野球場でおこなわれた。2013年にプロアマ結束で誕生した「侍ジャパン」の代表合宿が新潟県内でおこなわれるのは初めて。2日目の26日は中学硬式野球チームの新潟ヤングと練習試合をおこない、5対3で勝利した。

練習試合をおこなった侍ジャパン女子代表候補(右)と新潟ヤングの選手たち 続きを読む


【社会人軟式】新潟市早起き野球大会が開幕

参加チーム数が全国でも最多規模を誇る「第51回新潟市早起き野球大会」が22日に開幕、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで開会式がおこなわれた。去年より13チーム少ない163チームが参加し、7月下旬までの2か月間、熱戦が繰り広げられる。

開会式で選手宣誓をおこなう新潟シーレックスの南健一主将 続きを読む


【女子野球】ナックル姫と一緒に野球女子が交流 BBガールズウィンターフェスタ

野球好きの女子小学生が交流を深めるイベント「BBガールズウィンターフェスタ」が14日、出雲崎町民体育館でおこなわれた。ゲスト講師に「ナックル姫」として知られる吉田えり投手(BC石川)を迎え、小学生40人がキャッチボールや守備練習などを楽しんだ。また吉田選手が実際にナックルボールを披露する場面もあり、歓声が上がっていた。

体幹と下半身を鍛えるトレーニングメニューを参加者に紹介する吉田えり投手(中央)
このバランストレーニングを1回2~5分 週に3回ほどおこなうという

このイベントは毎年この時期におこなわれていて今年で7回目。女子野球の普及活動をおこなうBBガールズ普及委員会(頓所理加代表)が企画し、県内の小学生40人のほか、開志学園女子硬式野球部など中学生以上の女子52人が参加した。

ゲスト講師の吉田えり投手は神奈川県出身の24歳で、高校生の時に習得したナックルボールを武器に米球界に挑戦。2013年からルートインBCリーグの石川ミリオンスターズに所属し、昨年6月にはリーグ史上初の女性投手として初勝利を挙げている。

参加者は「手つなぎ鬼ごっこ」で体を温めた後、吉田投手から基本的な腕の使い方や足の運び方を教わりながらキャッチボールをおこなった。またゴロを捕る守備練習や打撃練習などを楽しんだ。
吉田投手(右)が見守る中、ゴロ捕球の基本動作を繰り返す


プラスティックボールを使って打撃練習

また、吉田投手が参加者の目の前で得意のナックルボールを握りを見せた後、実際に投球を披露する場面も。無回転で揺れながら落ちる独特の軌道のナックルボールを目にした参加者が「すごい」「縫い目が見える」など驚いていた。

ナックルボールの握りを見せる吉田投手


揺れながら落ちるナックルボールを投げる吉田投手

燕市の吉田北小スピリッツ3年の出口陽葉(ひなは)さん(9)は「家族とバッティングセンターに行き、バットにボールが当たって楽しかったので野球を始めた。ボールを打つのが楽しい。こんなにたくさん野球をやっている女の子がいるんだなと思った」と感想を話した。

吉田えり投手は「新潟にこんなにたくさん野球大好きな女の子がいるんだなと感じ、私自身楽しかった。ナックルボーラ―としてはまだまだだが、驚いてもらい、こうしてナックルを伝えることができて嬉しかった。今季は学生の頃からの夢である女子W杯・日本代表のトライアウトに挑戦するが、子どもたちからパワーをもらった」と笑顔を見せた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【女子野球】開志・信國沙弥が女子プロ野球挑戦へ 県出身2人目のプロなるか

9月17、18日に埼玉県川口市でおこなわれる日本女子プロ野球リーグの入団テストに、開志学園3年の信國沙弥選手(17)が挑戦する。一昨年の春に創部した開志学園女子硬式野球部の1期生で、今夏の全国選手権大会では3番打者を務めた。周囲が「モンスター」と呼ぶ長距離砲で、「初球から打つ積極的な打撃をアピールしたい」と意気込む。新潟市東区出身の信國選手が合格すれば、長岡市出身の元選手・益田詩歩さんに続く県出身2人目の女子プロ野球選手が誕生することになる。

女子プロ野球の入団テストに挑戦する開志学園3年・信國沙弥選手 続きを読む