【女子野球】野球女子が交流練習会に集う BBガールズ普及委員会

女子野球の普及活動をおこなっているBBガールズ普及委員会(頓所理加代表)は28日、新潟市の開志学園体育館などで小中学生の野球女子が参加した交流練習会を開催した。あいにくの雨天のため、埼玉県の強豪女子硬式野球クラブチーム「SAMURAI」と開志学園女子硬式野球部の練習試合は中止となったが、小中学生22人が両チームのメンバーと一緒に屋内でキャッチボールやノック、ティー打撃などの練習で汗を流した。

小中学生22人がSAMURAIと開志学園の選手たちと汗を流した

こうした交流イベントが開催されるのは今年で7回目。参加した荻川小2年の高岡暖圭(のんか)さんは「楽しかった。キャッチボールの時に足をまっすぐ相手に向けるよう教えてもらった。将来は女子プロ野球の選手になりたい」と笑顔を見せていた。主催した頓所理加代表は「雨のため屋内になり残念だったが、たくさんの野球好きの女の子たちが交流できてよかった。それぞれのチームに戻って男の子たちと一緒に頑張ってほしい」と感想を述べた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【女子野球】野球好き女子集まれ!28日に交流練習会開催 BBガールズ普及委員会

新潟県内で女子野球の普及活動をおこなっている「BBガールズ普及委員会」(頓所理加代表)は28日(日)に、埼玉県の強豪女子硬式野球クラブチーム「SAMURAI」を招き、開志学園女子硬式野球部との練習試合や交流練習会をおこなう。野球が好きな小学1年生から中学3年生までの女子の参加や見学者を募集している。頓所代表は「初心者でも大歓迎」と多数の参加を呼び掛けている。

28日の交流練習会の参加を呼び掛けるポスター

「SAMURAI」は日本代表選手を多数輩出している女子野球界のトップチームで、開志学園女子硬式野球部は新潟県初の高校女子硬式野球部として2013年春に活動を始めた。交流イベントは毎年この時期に開催されていて、多くの女子選手が参加している。当日は午前9時30分からSAMURAIと開志学園の練習試合がおこなわれるほか、午後は交流練習会が予定されている。場所は開志学園グラウンド(新潟市江南区亀田下早通2-7)。お申し込み・お問い合わせはBBガールズ普及委員会(Eメール baseballgirls@gmail.com)まで。

(文/岡田浩人)


【早起き野球】50年選手を表彰 女性チームも参加 新潟市早起き野球大会が開幕

今年で50回目を迎えた「新潟市早起き野球大会」(主催:同大会実行委員会)が17日に開幕し、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで開会式がおこなわれた。今年は176チーム(約3500人)が参加。去年より9チーム少ないが、2位の熊本市(143チーム)を上回り日本一の規模を維持している。開会式では50年間連続で参加しているチームや選手が表彰された。また23年ぶりに女性だけで構成されたチームも参加している。

選手宣誓をおこなうPECKERSの尾関太一郎選手


176チームが参加 今年も日本一の規模を誇る大会となった

開会式には約360人が参加。大会名誉会長の篠田昭新潟市長が「50回目の大会で、今年は全て女性というチームにも参加をいただいた。この大会を新潟市のスポーツ文化を広げる大会にしていただきたい」と挨拶。選手宣誓でPECKERSの尾関太一郎選手が「50回の歴史を築いてきた先輩たちに負けないはつらつとしたプレーをおこないます」と誓った。

開会式では50回連続で出場している3人が始球式をおこなった

開会式では50回記念大会ということで50回連続で出場を続けている6つのチームと、3人の選手が表彰された。50回連続で出場しているのは久保田吉汎さん(濁川クラブ)、石井幸一さん(ウォッチーズ)、米山芳男さん(豆九クラブ)の3人で記念の始球式をおこなった。久保田吉汎さん(68)は「健康で続けることができたことが嬉しい。ずっと2位、3位が続いたが昨年の49回大会で優勝できたことが一番の思い出」と笑顔で語った。

女性だけで結成された「ヒロインズ」の選手たち

また今大会には女性だけで結成されたチーム「HEROINES(ヒロインズ)」が初参加する。女性だけの単独チームの参加は23年ぶり。3月に結成され、公募でメンバーを募集したところ19歳から50代まで幅広く、野球好きの女性が集まった。女性だけのチームは壮年の部への参加となり、29日に初戦がおこなわれる予定。

大会は信濃川、日本海の各グループの1~3部と、壮年の部1、2部にわかれて、新潟市内の各会場で7月26日までおこなわれる。

※HEROINESについては大会実行員会が「女性単独チームの出場は初」と発表していましたが、その後の実行委員会の調査で第15回、第25~27回に女性チームが出場していたことがわかりましたので一部記事を訂正いたしました。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【女子野球】開志学園 逆転負けも収穫多く 全国女子選抜大会

「第16回全国高等学校女子硬式野球選抜大会」の準々決勝が30日、埼玉県加須市でおこなわれ、開志学園は京都外大西(京都)に5対6で逆転負け。準決勝進出はならなかった。

◎準々決勝の結果◎
京都外大 102 002 1 =6
開志学園 400 100 0 =5

開志学園は初回に4点を挙げ試合を優位に進めたが、終盤に逆転負け。開志学園の山田実監督は「打撃は全国に通用することがわかった。課題はリードしたまま試合を勝ちきることができる精神力。全国で戦える力はあるとわかったことが大会の収穫」と話した。7月下旬に兵庫県でおこなわれる選手権大会を目指し、さらなるレベルアップを図る。

(取材・文/岡田浩人)


【女子野球】開志学園が昨夏優勝校に快勝 全国女子選抜大会

埼玉県加須市でおこなわれている「第16回全国高等学校女子硬式野球選抜大会」の2回戦で、開志学園が昨夏優勝校で2季連続優勝を狙っていた福知山成美(京都)に5対2で勝ち、準々決勝に進出した。
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昨夏全国優勝校を破った開志学園の選手たち

◎全国選抜大会2回戦の結果◎
成美 100 010 0 =2
開志 103 010 × =5

開志学園女子硬式野球部は2013年に活動を開始し、現在の3年生が1期生。30日(月)10時30分からの準々決勝で京都外大西(京都)とベスト4進出をかけて戦う。

(文/岡田浩人 写真提供/開志学園女子硬式野球部)