【小学生軟式】オール阿賀野が全国初出場で初戦突破 全日本学童軟式野球大会

小学生の“甲子園”と言われる「高円宮賜杯第35回全日本学童軟式野球大会」(マクドナルド・トーナメント)が7日に東京・神宮球場などで開幕。1回戦で新潟県代表のオール阿賀野ジュニアが4対1で京都府代表の巨椋(おぐら)少年野球倶楽部に勝ち、全国大会初出場で初勝利を飾った。2回戦は8日12時30分から山形県代表の寒河江中部小BCツインズと対戦する。


全国大会初出場で初勝利を飾ったオール阿賀野ジュニア(6月撮影)

◎7日の1回戦の結果◎
オール阿賀野ジュニア4-1巨椋少年野球倶楽部
阿賀野 000 200 2 =4
巨 椋 100 000 0 =1
(バッテリー)
阿賀野:加藤秀-坂井

◎試合内容◎
オール阿賀野は1点をリードされた4回、走者2人を置いて6番・渡辺暁仁選手(保田小6年)の左越二塁打で2点を入れ逆転。7回にも斎藤竜輝主将の適時打(失策で打者もホームイン)で2点を追加した。投げては主戦・加藤秀成投手(水原小6年)が1失点完投。全国大会初勝利を手にした。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【中学軟式】県勢2校が準々決勝で敗退 北信越大会

中体連の第36回北信越中学校軟式野球大会が5日、福井県で開幕し、上位2校が出場できる全国大会(全中)出場を懸けて戦った。新潟県からは本丸中(新潟1位)と新井中(新潟2位)が出場。本丸中は初戦となる準々決勝で惜敗、新井中は1回戦を突破したが準々決勝で延長戦の末敗れ、本県からの全中出場はならなかった。

力投する新井中①飯塚彬智主将 2試合で242球を1人で投げ抜いた


◎5日の試合結果◎
<1回戦>
新井中6-1上中中(福井2位)
上中 000 100 0 =1
新井 202 020 × =6
(バッテリー)
新井:飯塚-二井

5回裏、2死2、3塁から新井中の4番・二井優生成選手の適時打で2点を追加


<準々決勝>
本丸中1-3清水中(福井3位)
清水 110 100 0 =3
本丸 000 010 0 =1
→本丸中は準決勝進出ならず
(バッテリー)
本丸:星野-佐久間本丸中①星野悠主将 立ち上がりの失点から立ち直り粘り強い投球を見せた


試合後、スタンドに挨拶する本丸中の選手たち

◆本丸中・皆川俊勝監督の話◆
「みんなよくやってくれた。『感謝・全力・笑顔』がスローガンで、選手たちはいつもいい笑顔で野球をやってくれていた。4回終了後のグラウンド整備の時に『いい顔をしてやろう』と話したら、その直後に点が入った。勝てなかったのは悔しいが、地道に努力してきた選手たちが県大会で結果を出せた。よく頑張った。誰が欠けても駄目だった。これだけいい表情で野球をやってきた選手たちはいない。好きな野球をその気持ちで続けてほしい」


<準々決勝>
新井中2-4佐久長聖中(長野1位)(延長9回)

佐久 010 010 002 =4
新井 000 002 000 =2
→新井中は準決勝進出ならず
(バッテリー)
新井:飯塚-二井

6回裏、新井中が2番・米山大喜選手の右越三塁打で1点を返す その後同点に


試合後、応援の保護者に挨拶する新井中の選手たち

◆新井中・小山明監督の話◆
「我慢して我慢してチャンスを待って、転がして繋ぐことを意識してここまでやってきた。負けてしまったが全部出せた。悔しいが・・・。ワンチャンスをいかして同点に追いついて、粘ってくれた。1年前は0対15や0対8で負けていたチームが、秋春夏とここまで来させてもらえて子どもたちには感謝している。主将を中心に1つのことを一生懸命やるチームだった」

◆新井中・飯塚彬智主将の話◆
「1試合目は点を取ってもらって楽に投げることができたが、2試合目は序盤から自分が引っ張っていこうと思ったが、(延長9回の)1球で決まってしまい悔しい。応援してくれた人、チームの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱい。抑え切れなかったのは自分が甘かったから。新チームの時は公式戦の地区大会初戦で負けるようなチームだったが、練習の時に声を出し、みんながよくついてきてくれた。中学校で悔しい思いをたくさんしたので、高校ではそれをいかして甲子園で自分が投手をやって一番になり、応援してくれた人に返したい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【中学軟式】本丸中、新井中が全中出場懸け挑む 5日から北信越大会

中体連の第36回北信越中学校軟式野球大会が5日から福井県で開幕する。上位2校に与えられる全国中学校大会(全中)切符を目指し北信越5県の11校が争う。新潟県からは県大会優勝の本丸中と準優勝の新井中が出場する。昨年全中出場を果たし全国3位の好成績を残した直江津中に続き、新潟県から2年連続での全中出場を目指す。

7月26日に県大会を制した本丸中(写真提供:本丸中)


県大会準優勝で北信越大会に出場する新井中(写真は今年5月の全軟大会)


北信越大会の組み合わせ(福井県中体連のホームページより)

(文/岡田浩人)


【中学硬式】新潟西シニアは惜敗 ベスト4ならず シニア日本選手権

中学硬式野球の第43回リトルシニア日本選手権の準々決勝が2日、東京・神宮球場でおこなわれ、新潟西シニア(信越3位)は3対5で大宮シニア(関東)に惜しくも敗れ、、ベスト4進出はならなかった。

◎2日の準決勝の結果◎
新潟西3-5大宮
新潟西 200 001 0 =3
大 宮 130 010 × =5

(文/岡田浩人)


【中学硬式】新潟西シニアがベスト8進出 シニア日本選手権

中学硬式野球の第43回リトルシニア日本選手権の2回戦が1日、東京・神宮球場などでおこなわれ、新潟西シニア(信越3位)が8対2で静岡裾野シニア(関東)に勝ち、ベスト8進出を果たした。新潟シニア(信越2位)は新宿シニア(関東)に5対6で敗れた。新潟西シニアは準々決勝で大宮シニア(関東)と対戦する。


ベスト8進出を果たした新潟西シニア

◎1日の2回戦の結果◎
新潟西8-2静岡裾野
新潟西 000 602 0 =8
静岡裾 200 000 0 =2

新潟5-6新宿(延長8回サヨナラ)
新潟 010 100 21  =5
新宿 000 000 42× =6

◎2日の準々決勝◎
新潟西×大宮 (12:00 神宮球場)

(撮影・文/岡田浩人)