中体連の第35回北信越中学校軟式野球大会は7日、新潟市のみどりと森の運動公園で準決勝がおこなわれ、新潟代表の直江津中が富山・水橋中に特別延長10回、2-0で勝ち、初の全国大会(全中)への出場を決めた。直江津中は決勝では石川・根上中に敗れ準優勝も、8月17日から徳島県でおこなわれる全国中学校軟式野球大会に出場する。
◎7日の試合結果◎
<準決勝>
直江津中2-0富山・水橋中(特別延長10回)
→直江津中が初の全中大会出場決める
石川・根上中1ー0富山・桜井中
→松井秀喜氏の母校・根上中が全中出場決める
<決勝>
直江津中1-3石川・根上中
根中010 002 0 |3
直中100 000 0 |1
→根上中が優勝、直江津中は準優勝
両校が8月17日から徳島県でおこなわれる全国中学校軟式野球大会に出場
準決勝 力投する直江津中①島田拓実投手
特別延長10回裏、最後の打者を三振に切って取りガッツポーズの島田投手
準決勝で勝利し、初の全中出場を決めた直江津中の選手たち
決勝で敗れたが準優勝で初の全中出場を決めた直江津中
◇直江津中・飯塚教裕監督の話◇
「投手がしっかり投げて、走塁とバントで1点を取るチーム。頭を使って野球をやること、野球だけでなく普段の生活で感じることを野球にいかすよう言ってきた。牽制でアウトが取れたことなどは周りを見ることができた結果。全中では自分たちの野球をしてきたい。(OBの)日本文理の飯塚悟史選手と鎌倉航選手の活躍は選手たちの刺激になっている」
◇直江津中・島田拓実投手の話◇
「準決勝は最初、四球を出したりして悪かったが段々自分の投球ができた。特別延長では自分の投球ができた。先輩(飯塚選手、鎌倉選手)が甲子園という全国の舞台に立つので、自分たちも全国の舞台に立ちたいと思っていた。テンポ良く打たせて取る投球が持ち味。全中では新潟県代表として自分たちの野球をしたい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)