中学硬式野球の第42回リトルシニア日本選手権大会は4日、準々決勝が東京・神宮球場でおこなわれ、信越代表の新潟北は神戸中央(関西)に8-10で敗れ、ベスト4進出はならなかった。新潟北は4回までに1-9と8点のリードを許したが、5回に5点、最終回の7回にも2点を挙げ追い上げたがあと一歩届かなかった。
◎準々決勝の結果◎
新潟北8-10神戸中央(関西)
(文/岡田浩人)
中学硬式野球の第42回リトルシニア日本選手権大会は4日、準々決勝が東京・神宮球場でおこなわれ、信越代表の新潟北は神戸中央(関西)に8-10で敗れ、ベスト4進出はならなかった。新潟北は4回までに1-9と8点のリードを許したが、5回に5点、最終回の7回にも2点を挙げ追い上げたがあと一歩届かなかった。
◎準々決勝の結果◎
新潟北8-10神戸中央(関西)
(文/岡田浩人)
新潟県中体連の第61回新潟県中学校軟式野球大会(県大会)が25日開幕し、長岡市と見附市で、地区大会を勝ち上がった16校による1回戦と準々決勝がおこなわれた。ベスト4に勝ち上がったのは巻西中、直江津中、黒川中、吉田中の4校で、26日に準決勝と決勝がおこなわれる。上位3校が8月5~7日の日程で新潟市でおこなわれる北信越大会に出場する。また4位のチームは中部日本大会に出場する。
◎1回戦の結果◎
巻西中1-0広神中(延長9回)
新津一中6-5新井中(延長8回)
本丸中3-2佐和田中(延長8回)
直江津中5-1長岡西中
長岡大島2-1小池中
黒川中1-0東北中(延長8回)
宮内中3-2柿崎中
吉田中1-0紫雲寺中
◎準々決勝の結果◎
巻西中6-3新津一中
直江津中2-0本丸中
黒川中7-2長岡大島中
吉田中6-0宮内中
◎26日の試合◎
<準決勝>
巻西中×直江津中(9:30~悠久山)
黒川中×吉田中(9:30~越路河川公園)
<決勝> 12:30~悠久山
<3位決定戦> 12:30~越路河川公園
(取材・撮影・文/岡田浩人)
8月におこなわれる「第42回日本リトルシニア日本選手権」の信越大会の準決勝と決勝、3位決定戦が6日、柏崎市などでおこなわれ、新潟北シニアが初優勝を飾った。準優勝の柏崎シニア、3位の新津五泉村松シニアの上位3チームは、8月1日から神宮球場などでおこなわれる日本選手権に出場する。また優勝した新潟北シニアは東京ドームなどでおこなわれる第8回全日本中学生硬式野球大会(旧ジャイアンツカップ)に出場する。
逆転で初優勝を飾った新潟北シニア
◆6日の試合結果◆
<準決勝>
柏崎11-4新潟
新潟北8-0新津五泉村松
<3位決定戦>
新津五泉村松9-0新潟
<決勝>
柏 崎 100 000 0 |1
新潟北 000 001 1 |2
◆決勝の戦評◆
強打の新潟北が終盤に柏崎の投手陣を攻略した。
柏崎は1回、高橋の適時打で先制。終盤まで0点に抑えられていた新潟北は6回、4番森田の適時打で同点に追い付く。7回、新潟北は1死満塁のチャンスを作ると、1番本間が左前適時打を放ちサヨナラ勝ち。逆転で初優勝を飾った。
1回表、柏崎の高橋文太選手が先制適時打を放つ
新潟北のエース・上山柊人投手
◇新潟北シニア・若槻文男監督の話◇
「選手たちがよくやってくれた。最後は本間が粘ってよく打ってくれた。去年秋の新人戦でコールド負け。ことし春もコールド負け。最下位からスタートしたチームだった。それでも『全国制覇』を目標に、優勝すると言い続けてきた。この夏を最後に監督を辞めて後進に引き継ぐことにしていた。3年生にだけはそのことを伝えていた。『最後に全国大会に連れていってくれ』と言っていたが・・・本当に感動した。日本選手権では失うものは何もない。全国制覇を目標に頑張りたい」
◇新潟北シニア・高橋賢太主将の話◇
「最後まであきらめることなく、勝つことができ嬉しかった。監督が最後の夏と聞いていたので全国に連れて行きたいという思いだった。目標は全国制覇。一戦一戦集中して、つなぐ打撃で打ち勝っていきたい」
◆柏崎シニア・吉野公浩監督の話◆
「この日のために選手たちは厳しい練習についてきてくれた。準優勝ではあるが、練習の成果が出たと思う。(準決勝で勝った)新潟シニアには新チームになってから勝ったことがなかった。新潟に勝ちたいという思いで練習をしてきた。結果が出て良かった。(日本選手権では)2年前はベスト16だった。それを超える成績を残したい」
(取材・撮影・文/岡田浩人)