【高校野球】春の北信越高校野球・新潟県大会の組合せ決まる

第128回北信越地区高校野球・新潟県大会の組合せ抽選会が18日、新潟市中央区のユニゾンプラザでおこなわれ、連合2チームを含む88チームの対戦組合せが決まった。上位2チームが6月に石川県でおこなわれる北信越大会に出場する。

20130418高校野球抽選
組合せ抽選会の様子

組合せは北支部、南支部に分かれ、各校ごとに抽選をおこない3回戦までの組合せを決定。4回戦以降は各シード校がブロックを代表して抽選をおこない、全ての組合せを決定した。

20130418抽選結果①
88チームの組合せ表(全部)

20130418抽選結果②
左上(日本文理がシード)

20130418抽選結果③
左下(新潟明訓がシード)

20130418抽選結果④
右上(五泉がシード)

20130418抽選結果⑤
右下(県央工がシード)

新潟県大会は4月27日から始まり、順調に日程が進めば5月6日に4回戦がおこなわれベスト8が決定。5月11日に準々決勝、12日に準決勝、13日に決勝と3位決定戦がおこなわれる。準決勝以降は長岡市悠久山球場が会場となる。

春の大会は甲子園に直接つながる大会ではないが、夏の選手権新潟大会のシード校を決める大会でもあり、冬を越えた各チームの成長度合を試す機会になる。また優勝、準優勝の上位2チームが6月1日から石川県でおこなわれる北信越大会に出場する。

(取材・文・撮影/岡田浩人)


【NPB】巨人・加藤健選手が一軍昇格

読売巨人軍は16日、加藤健選手(新発田農高出身)を出場選手登録した。加藤選手の一軍登録は今季初。加藤選手は1998年に新発田農業高校で春夏連続甲子園に出場。同年、ドラフト3位で巨人に入団し、ことし15年目のシーズンを迎えている。昨季は13試合に出場し、打率1割5分8厘。巨人は16日18:00から東京ドームで阪神と対戦する。

(文/岡田浩人)


6月に三機スタでウェスタン阪神×中日2連戦

三條機械スタジアムで6月15、16日の両日、「三機スタ野球まつり ウェスタンリーグ公式戦・阪神タイガース対中日ドラゴンズ」の2連戦がおこなわれる。プロ野球の試合開催による地域の活性化と県央地区の子どもたちに身近にプロ野球の試合を感じてもらおうと、三条機械スタジアムでは2009年より毎年ファームの試合を開催している。阪神戦はことしで4回目の開催となる。

4月15日現在、阪神のファームでは、昨年の春夏甲子園で準優勝を果たした光星学院で4番打者として活躍した北條史也選手や、2010年夏の甲子園準優勝ピッチャーでプロ入り後は打者に転向した一二三慎太選手、慶応大からドラフト1位で入団し2年目を迎える伊藤隼太選手などがウェスタン公式戦で活躍している。また中日では、阪神・藤浪晋太郎投手、日本ハム・大谷翔平選手と並んで高校ビッグ3と言われドラフト2位で入団した濱田達郎投手や、2年目のスラッガー高橋周平選手などが公式戦に出場している。

普段、西日本でおこなわれるウェスタンリーグの試合が、最も日本の東側で開催されるこの2連戦。阪神、中日とも次世代のスター選手、期待の若手のプレーを目にすることができる。

試合は両日とも12:30プレーボールで、試合前には選手のサイン会やお楽しみ抽選会などのイベントも用意されている。前売り券は内外野共通で大人1000円、高校生以下500円。チケットは三條機械スタジアムのほか、コンビニエンスストアで購入できる。またオリジナルTシャツ付の前売り券は3000円で、こちらはスタジアムのみで扱っている。

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(文/岡田浩人)


【NPB】今井啓介投手 順調に回復

3月25日の打撃練習中に右手にボールを当て、薬指を骨折した広島カープの今井啓介投手(中越高出身)が順調な回復を見せている。4月第1週にはキャッチボールを再開。第2週に入るとブルペンでの投球練習を始め、13日には捕手を座らせて100球を超える球数を投げた。今井投手によると、骨折した薬指には「まだ痛みがある」というものの、投球には支障がないという。順調に回復すれば、今月中にも二軍戦で実戦マウンドに立つ可能性がある。広島カープは昨年の新人王・野村投手が不調から二軍落ちするなど、先発投手陣に課題を抱えていて、今井投手の戦線復帰が待たれる。


【NPB】日ハム谷元投手 満塁弾浴び降板 勝敗つかず

北海道日本ハムの谷元圭介投手(バイタルネット出身)が14日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で先発。3回を投げ4失点で降板した。チームが逆転勝ちしたため勝敗はつかなかった。

「ストレートで押していきたい」と試合前にコメントしていたように、この日の谷元投手は最速は141キロのストレートで押す投球。1回には四球で走者を出すも、オリックスの3番糸井を一塁ゴロの併殺打に打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。2回にはヒットと四球で走者を溜めたが後続を断った。3回表に味方が1点を先制し、迎えた3回裏、ヒット3本で満塁のピンチを招くと、5番バルディリスにレフトスタンドに満塁ホームランを打たれ痛恨の4失点。3回で降板した。投球数は60、被安打は5、自責点は4だった。これで開幕から3試合連続で中盤までにKOされる状況が続いていて、オープン戦で見せた勢いのある投球ができていない。

試合は日本ハムが終盤に逆転し、7-6で勝利したため、谷元投手に勝ち負けは付かなかった。

(文/岡田浩人)