【BCL】開幕前日 ギャオス内藤監督「万全でいける」

BCリーグは13日、2013年シーズンが開幕する。昨季に続き独立リーグ日本一を目指す新潟アルビレックスBCは、開幕戦で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。9月までのレギュラーシーズンで前期36試合、後期36試合の計72試合の公式戦がおこなわれる。

新潟の予告先発は昨季最多勝の寺田哲也投手(作新学院大出身)で2年連続の開幕投手となる。寺田投手は「調子はここ2、3日で良くなってきている。監督からは2週間前に開幕投手と言われた。まだ開幕投手として勝っていないので勝てるようにしたい。今季は防御率0点台を出したい」と力を込めた。

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開幕投手に決まった寺田哲也投手

ギャオス内藤監督はシーズンでの戦い方について「攻撃は点を取るために得点圏に走者を置くことが大事。先制点を取りにいく姿勢はブレない。先発は寺田、阿部、新人左腕の佐藤、上野で考えている。セットアッパーは間曽と羽豆、抑えはロバート」と現時点での構想を明かし、「選手が各自準備してくれたので万全でいける」と自信をのぞかせた。開幕戦は13日(土)13:00から新潟市中央区のハードオフエコスタジアム新潟でおこなわれる。

<ギャオス内藤監督のインタビュー動画>

(取材・文/岡田浩人)


【NPB】オリックス金子千尋投手が完封で2勝目

オリックスの金子千尋投手(三条市出身)が12日の北海道日本ハム戦(@ほっともっと神戸)で今季初完封で2勝目を飾った。完封は今季両リーグで初。134球で被安打5、奪三振8、四球3、死球1の内容だった。金子投手の完封は去年5月22日の阪神戦以来。試合はオリックス4-0日本ハム。

お立ち台で金子投手は「延長の試合が続いてピッチャー陣が大変だったので、できればきょうは1人で投げ抜きたいとマウンドに上がった。はじめはあまり良くなかったが、後のことは考えずこの打者1人1人を抑えようと思ったのが良かった。先制してもらって気持ちが楽になった。勝てて良かった」と笑顔でファンに手を振った。

(文/岡田浩人)


【NPB】日ハム谷元圭介投手 2度目の先発も勝ち負けつかず

北海道日本ハムの谷元圭介投手(バイタルネット出身)が7日のソフトバンク戦で先発し、2失点で4回途中で降板した。試合は日本ハムが逆転勝ちし、谷元投手に勝ち負けはつかなかった。

谷元投手は1回、2回と先頭打者に二塁打を打たれピンチを招いたものの、後続を断ち無失点。しかし、3回にも先頭の本多選手に二塁打を打たれた後、内川選手に高めの142キロの直球をとらえられ、センターオーバーのタイムリー二塁打で1点を先制された。さらに4回にも先頭打者に四球を与えた後、連続ヒットを許し1失点。ここで降板となった。3回0/3を投げ被安打7、四球2、奪三振3、自責点2という内容だった。

試合は8回に中田翔選手が逆転3ランホームランを放ち日本ハムが3-2で逆転勝ちした。

(文/岡田浩人)


【BCL】アルビBCが台湾キャンプを打ち上げ

新潟アルビレックスBCは6日、台湾キャンプを打ち上げた。この日は天候が良ければ地元社会人チームと交流試合を予定していたものの、グラウンドコンディション不良のため中止に。グラウンドでの練習もできなかったため、球場周辺で走り込みをおこなうなどして汗を流した。

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球場周辺で走り込みをおこなう選手たち(写真提供:新潟アルビレックスBC)

球団初の台湾キャンプだったが天候に恵まれず、予定されていた台湾プロ野球チームや社会人チームとの交流試合が1試合もできなかった。ギャオス内藤監督は「雨に泣かされはしたが、気温も高く体を仕上げるという点においてはとても有効な時間だった。実戦的な練習は少なかったが、選手個々の意識でカバーしてくれればと。そのあたりは選手を信じているので、開幕に向けて調整してもらえればいい」とコメント。

キャプテンの今井佑紀(登録名・佑紀)選手は「天候には恵まれなかったけど、温暖な気候で動かせるだけ体を動かせた。選手はそれぞれやれるだけのことはできたと思う。ゲームができなかったということはあるが、そこは選手の意識次第。高い意識を持って望みたい」と前を向いた。

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キャンプを打ち上げた選手たち(写真提供:新潟アルビレックスBC)

チームは7日夜、成田空港着の便で帰国し、深夜に長岡市に到着予定。以降は地元で最終調整をおこない、13日の開幕戦に備える。

(文/岡田浩人 情報・写真提供/新潟アルビレックスBC)


【NPB】オリックス金子千尋投手が今季初勝利

オリックスの金子千尋投手(三条市出身)は5日の埼玉西武戦に先発し、6回を投げ1失点の好投。オリックスが4対1で勝ち、金子投手が今季初勝利を挙げた。金子投手は開幕戦に続き2度目の先発で、3四球も被安打はわずかに1で、7奪三振の好投だった。

(文/岡田浩人)