【高校野球】新潟県大会 ベスト16決まる

第129回北信越高校野球・新潟県大会は10日、6会場で3回戦16試合がおこなわれ、ベスト16が出そろった。

3回戦の試合終了後には勝利校から順次14日から始まる県大会1回戦(4回戦にあたる試合)の組み合わせ抽選がおこなわれ、以下のように16校による組み合わせが決まった。

3回戦終了後、勝利校の主将は組み合わせ抽選のくじを引いた
(写真は三條機械スタジアムの三条高校)

◆10日の試合結果◆
3回戦
<鳥屋野>
①新津南10-3白根(8回コールド)
②新潟商8-1新潟(8回コールド)
③新潟明訓9-0新潟江南(7回コールド)

<五十公野>
①村上3-1開志学園(試合終了)
②佐渡7-6新発田中央(試合終了)
③日本文理13-0新潟青陵(5回コールド)

<みどりと森>
①北越15-1東京学館新潟(5回コールド)
②新潟西12-9佐渡総合(試合終了)

<悠久山>
①帝京長岡4-3小千谷(試合終了)
②高田商3-2長岡工(試合終了)
③糸魚川白嶺7-1小出(試合終了)

<佐藤池>
①六日町3-2高田(試合終了)
②関根学園2-0長岡(試合終了)
③上越総合技術10-2長岡大手(7回コールド)

<三條機械>
①三条2-1柏崎(延長12回サヨナラ)
→延長12回押し出し四球でサヨナラ
②中越6-2県央工(試合終了)

<ベスト16による新潟県大会の組み合わせ>

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】順延の2回戦16試合おこなわれる 新潟明訓などが3回戦へ

第129回北信越高校野球・新潟県大会は9日、前日に雨で順延となった2回戦16試合が6会場でおこなわれた。今夏新潟大会ベスト8の新潟明訓がコールド勝ちし3回戦へ進出。同ベスト8の新発田はコールドで敗れた。10日は6会場で3回戦16試合がおこなわれる予定で、ベスト16が決まる。

◆9日の試合結果◆
2回戦
<鳥屋野>
①開志学園14-4羽茂・相川(6回コールド)
②新潟西6-3新潟向陽(試合終了)
③新潟江南12-2阿賀黎明(5回コールド)

<五十公野>
①村上4-0新津(試合終了)
②新潟7-1加茂(試合終了)
③新潟明訓7-0新津工(7回コールド)

<みどりと森>
①佐渡総合3-1豊栄(試合終了)
②新潟商14-0新発田(5回コールド)

<悠久山>
①長岡工8-1長岡商(7回コールド)
②小出12-2有恒・安塚・柏崎総合(8回コールド)
③糸魚川白嶺9-0見附(7回コールド)

<佐藤池>
①柏崎8-1長岡高専(7回コールド)
②長岡大手8-3柏崎工(試合終了)
③高田商5-3高田北城(試合終了)

<三條機械>
①三条9-3三条東(試合終了)
②上越総合技術5-2三条商(試合終了)

◇1年生ながら背番号1で4番打者の新潟・諸橋慶多選手◇

「(1失点完投勝利に)良かった点は力を抜くことができ伸び伸び投げることができたこと。悪かった点は捕手の要求と自分のボールが噛み合っていなかったこと。(夏も登板したが)秋の大会は9回を投げ切るスタミナが必要と思い、体力強化のため学校近くの松林で砂の上を走ったり坂道を上り下りした。(エースで4番の役割について)重要な役割で人一倍練習しないといけない」

◇6回途中まで無失点 新潟明訓・漆原大晟投手◇

「四球がなく、いつも以上に低めにテンポよく投げることができた。守りからリズムを作ることができた。直球が回を増すごとに低めに集めることができた。(1年生だった昨夏甲子園でベンチ入りも今夏は甲子園出場ならず)四球を出し、制球が課題だった。次もしっかり低めを投げたい」

◆10日の3回戦の組み合わせ◆
<鳥屋野>
①新津南(9:00)白根
②新潟商(11:30)新潟
③新潟明訓(14:00)新潟江南

<五十公野>
①村上(9:00)開志学園
②新発田中央(11:30)佐渡
③日本文理(14:00)新潟青陵

<みどりと森>
①東京学館新潟(10:00)北越
②佐渡総合(12:30)新潟西

<悠久山>
①小千谷(9:00)帝京長岡
②高田商(11:30)長岡工
③小出(14:00)糸魚川白嶺

<佐藤池>
①高田(9:00)六日町
②関根学園(11:30)長岡
③長岡大手(14:00)上越総合技術

<三條機械>
①柏崎(10:00)三条
②中越(12:30)県央工

(取材・文/岡田浩人)


【高校野球】8日は雨で全試合中止 9日に順延

第129回北信越高校野球・新潟県大会は8日、6会場で2回戦16試合を予定していたが、雨のため全試合が中止となり、9日に順延となった。このため、9日に予定されていた3回戦16試合が10日に繰り延べとなった。14日以降の県大会の日程に変更はない。

◆9日の試合予定◆
2回戦
<鳥屋野>
①羽茂・相川(9:00)開志学園 ②新潟向陽(11:30)新潟西 ③阿賀黎明(14:00)新潟江南

<五十公野>
①村上(9:00)新津 ②新潟(11:30)加茂 ③新潟明訓(14:00)新津工

<みどりと森>
①佐渡総合(10:00)豊栄 ②新潟商(12:30)新発田

<悠久山>
①長岡商(9:00)長岡工 ②小出(11:30)有恒・安塚・柏崎総合 ③見附(14:00)糸魚川白嶺

<佐藤池>
①柏崎(9:00)長岡高専 ②柏崎工(11:30)長岡大手 ③高田北城(14:00)高田商

<三條機械>
①三条東(10:00)三条 ②上越総合技術(12:30)三条商

(取材・文/岡田浩人)


【高校野球】シード校が登場の2回戦 日本文理はコールド発進

第129回北信越高校野球・新潟県大会は7日、6会場で2回戦16試合がおこなわれた。シード校が登場し、今夏優勝校の日本文理は加茂暁星に5回コールド勝ち。今夏4強の新潟工は新津南に敗れた。8日は2回戦16試合がおこなわれる。

◆7日の試合結果◆
2回戦
<鳥屋野>
①新津南11-7新潟工(試合終了)
②白根7-6新潟南(試合終了)
③日本文理10-0加茂暁星(5回コールド)

<五十公野>
①新発田中央5-4新発田農(試合終了)
②新潟青陵7-5新発田南(試合終了)
③北越4-1五泉(試合終了)

<みどりと森>
①東京学館新潟5-0巻総合(試合終了)
②佐渡4-3巻(試合終了)

<悠久山>
①帝京長岡3-2新潟産大附(試合終了)
②中越4-1新井(試合終了)
③小千谷15-1高田農(5回コールド)

<佐藤池>
①高田8-6柏崎常盤(試合終了)
②長岡5-2上越(試合終了)
③関根学園3-2糸魚川(試合終了)

<三條機械>
①県央工2-0十日町総合(試合終了)
②六日町10-3分水(7回コールド)

◆8日の試合予定◆
2回戦
<鳥屋野>
①羽茂・相川(9:00)開志学園 ②新潟向陽(11:30)新潟西 ③阿賀黎明(14:00)新潟江南

<五十公野>
①村上(9:00)新津 ②新潟(11:30)加茂 ③新潟明訓(14:00)新津工

<みどりと森>
①佐渡総合(10:00)豊栄 ②新潟商(12:30)新発田

<悠久山>
①長岡商(9:00)長岡工 ②小出(11:30)有恒・安塚・柏崎総合 ③見附(14:00)糸魚川白嶺

<佐藤池>
①柏崎(9:00)長岡高専 ②柏崎工(11:30)長岡大手 ③高田北城(14:00)高田商

<三條機械>
①三条東(10:00)三条 ②上越総合技術(12:30)三条商

(取材・文/岡田浩人)


【大学野球】新潟医療福祉大が初戦白星で公式戦デビュー

関甲新学生野球連盟に新たに加盟した新潟医療福祉大学・硬式野球部が7日、群馬県前橋市で秋季3部リーグの初戦に臨み、東京福祉大に6-2で勝ち、公式戦初戦で初勝利を飾った。

<スコア>
新潟医福大 022 000 200 :6
東京福祉大 000 020 000 :2

新潟医療福祉大は2回、2死満塁の好機で1番山田将太郎(北越高出身)の左前適時打で初得点となる先制点を挙げた。この回、押し出し四球でさらに1点を追加。3回には8番坂巻智大(上田西高出身)の左線適時二塁打で2点を挙げ、試合を優位に進めた。ただ中盤に相手投手の緩い変化球に手を焼き、なかなか追加点を挙げられなかった。


2回表、新潟医療福祉大・山田将太郎選手(北越高出身)の左前適時打で先制

先制打を放ち塁上で笑顔を見せる山田将太郎選手

新潟医療福祉大の先発投手はエースの板垣瑞希(酒田南高出身)で右サイドスローから力のあるボールを投げ込んだ。4回まで無失点だったが、5回に失策で走者を出すと、中越え適時三塁打、中前適時安打を許し2点を返された。

6回から登板した左腕の笠原祥太郎(新津高出身)は4回を投げ無失点に抑えたが、3四死球と制球に課題を残した。昨夏の甲子園投手・竹石智弥(新潟明訓高出身)はブルペンで投球練習をおこなったが登板機会はなかった。


新潟医療福祉大の先発・板垣瑞希投手(酒田南高出身)

6回から登板した笠原祥太郎投手(新津高出身)

ブルペンで肩をつくる竹石智弥投手(新潟明訓高出身)

7回裏、笠原が連続四死球と暴投でピンチを招くと、佐藤監督がマウンドへ向かい選手に直接指示を送った。高校野球では監督がマウンドに行くことがないため、大学野球ならではのシーンだった。この回のピンチをセカンドゴロで凌ぎ、新潟医療福祉大が4点のリードを守り切った。


7回裏のピンチの場面でマウンドに上がり指示を送る佐藤和也監督(背番号50)

公式戦初戦を勝利した新潟医療福祉大の佐藤和也監督(新潟明訓高前監督)は試合後、「記念すべき1つめの試合を勝ててほっとしている。試合内容はまだまだ。練習試合で大学野球の怖さを知り始めた選手たちが、初戦ということで硬くなってしまった。選手がまだ1年生で、木製バットでボールをとらえることの難しさを感じた」と振り返った。「きょうは点数を高くあげられないが、勝ったので合格。厳しい戦いであることがわかったので今後のリーグ戦を本当の意味で挑戦者として臨む。何とか3部を早く抜けて、2部、1部と昇格して1部で優勝争いをしたい」と意気込みを話した。

大学野球での公式戦初勝利を喜ぶ佐藤和也監督(右端)

チーム初得点となる先制適時打を放った山田将太郎は「何とかして記録に名前を刻みたいと思ったので嬉しかった。新潟の選手でチームを盛り上げたい」と話した。橋本彗主将(東農大二高出身)は「今季で2部に上がることを目標にしているので初戦の入りは大事だと思っていた。失点の場面は失策が絡んだので修正したい。全勝で3部優勝、入れ替え戦で勝って2部昇格が今季の目標」と力強く決意を話した。

新潟医療福祉大の次戦は9月15日(日)10:00から新潟医療福祉大野球場で、春の3部優勝チームの信州大と対戦する。10月12日まで全6試合を戦う。

(取材・撮影・文/岡田浩人)