【高校野球】センバツ開幕 日本文理が甲子園に歩み刻む

第86回選抜高校野球大会が21日開幕した。開会式で日本文理の選手が堂々の入場行進をおこない、甲子園の土を踏みしめた。日本文理は22日の第3試合で愛知・豊川と対戦する。

入場行進する日本文理の選手たち 後ろから6人目の星兼太選手が声を出した

開会式後に報道陣の取材に答える池田貴将主将

開会式後、池田貴将主将は取材に対し「見ている人たちに元気を与えられる行進ができたと思う。あすの初戦を大事にして一戦一戦戦い、最終的には全国制覇が目標。大阪入りしてからチーム状態もいい。去年夏の大会を経験しているので緊張はしなかった。試合も平常心で臨めると思う」と感想を話した。開会式前に沖縄尚学の赤嶺謙主将と会話したという。「(沖縄尚学に逆転負けした)神宮大会の決勝からここまで一日一日、濃い練習ができたと思う。相手(豊川)の田中投手は良い投手なので打ち崩さないと勝てない。打ち勝つ野球をやりたい」と初戦に向けての決意を示した。

(取材・文/岡田浩人)