【ルートインBCL】新潟がオリックス2軍と交流戦 9日と10日に三条で

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは9日と10日の2日間、三条パール金属スタジアムでNPBオリックス・バファローズと交流戦2連戦をおこなう。今季BCリーグは各球団がNPBファームとの交流戦を2試合ずつ公式戦としておこない、勝敗や個人成績が反映される。

新潟アルビレックスBCとオリックス(ファーム)との交流戦は、9日(金)が18時開始で予告先発投手は新潟が間曽晃平、オリックスがBCリーグ福井出身の森本将太。10日(土)は13時試合開始。

両日とも4月から命名権が替わった「三条パール金属スタジアム」のメモリアルゲームとして実施され、三条市出身のオリックス金子千尋選手のサイン色紙が当たる抽選会などイベントがおこなわれる。


9日の新潟の予告先発は間曽晃平投手

森本将太③
9日のオリックスの予告先発は森本将太投手

(文・撮影/岡田浩人)


【高校野球】再試合は新潟商が制す ベスト8が出そろう

第130回北信越高校野球・新潟県大会は7日、前日に延長15回引き分けで再試合になった新潟商×三条と順延となった新潟工×新潟産大附の4回戦2試合が柏崎市佐藤池球場でおこなわれた。再試合は新潟商が9回サヨナラ勝ち。新潟産大附とともに準々決勝進出を決めた。これでベスト8が出そろった。準々決勝は10日におこなわれる。

◆7日の4回戦の結果◆
<佐藤池>
①新潟産大附7-1新潟工
産大附 100 110 040 |7
新潟工 000 001 000 |1
(バッテリー)
産大附:前川-須藤
新潟工:小山-江口

②新潟商2-1三条
三条 000 010 000 |1
新商 100 000 001 |2
(バッテリー)
三条:田中、小杉、平原-有坂(信)
新商:那須野-高岡


新潟産大附×新潟工
8回表、新潟産大附の小林涼選手が満塁の走者一掃の右中間三塁打放つ


新潟商×三条
新潟商が9回裏、5番小畑大地選手の右越え適時二塁打でサヨナラ勝ち

(取材・文/岡田浩人)


【ルートインBCL】新潟・田村が初完封 富山をくだし首位守る

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは6日、富山市で富山サンダーバーズと対戦し、3-0で勝利した。初回に平野進也の二塁打で2点を挙げ先制。投げては先発した田村勇磨(日本文理高出身)が富山打線を5安打に抑え初完封を遂げた。新潟は前期8勝3敗1分で上信越地区首位を守った。次戦は5月9日(金)18:00から三条パール金属スタジアムでオリックス(ファーム)と対戦する。

◆6日の試合結果◆
新潟 210 000 000 |3
富山 000 000 000 |0
(勝)田村(1勝)
(負)元気(2敗)


初完封の新潟アルビレックスBC・田村勇磨投手

ナインとともに完封勝利を喜ぶ田村勇磨投手(背番号26)

(文/岡田浩人)


【高校野球】初の延長15回引き分け再試合 春の新潟県大会4回戦

第130回北信越高校野球・新潟県大会は6日、4回戦7試合が3球場でおこなわれた。佐藤池球場の第2試合の新潟商-三条は延長15回で決着がつかず引き分け再試合に。この結果、第3試合の新潟工-新潟産大附の試合は順延となり、7日に4回戦の残り2試合がおこなわれることになった。新潟県高野連によると延長15回制になった2000年以降、県大会での引き分け再試合は初めて。

◆6日の4回戦の結果◆
<悠久山>
①日本文理6-1帝京長岡
帝京 000 010 000 |1
文理 003 300 000 |6
(バッテリー)
帝京:持田-大谷
文理:飯塚-鎌倉

②北越6-1糸魚川
糸魚川 100 000 000 |1
北越  005 000 01× |6
(バッテリー)
糸魚川:永野、吉田-清岡
北越:生田、内藤-津野

③中越7-0新発田南(8回コールド)
新発南 000 000 00 |0
中越  000 320 02 |7
(バッテリー)
新発南:神田-山口
中越:太刀川、星-粉川

<佐藤池>
①県央工6-2巻
県央 002 000 112 |6
巻  000 020 000 |2
(バッテリー)
県央:桑原、石橋-岩崎
巻:小林、梨本-和田

②新潟商4-4三条(延長15回引き分け)
新商 100 000 100 010 100 |4
三条 000 000 200 010 100 |4
(バッテリー)
新商:佐藤-落合
三条:小杉、平原、小杉-有坂(信)

③新潟工(7日に順延)新潟産大附

<三条パール>
①糸魚川白嶺3-0新津
新津 000 000 000 |0
白嶺 000 030 000 |3
(バッテリー)
新津:山口-白井
白嶺:斎藤-松沢

②新潟明訓8-2高田商
高商 010 000 010 |2
明訓 111 031 01× |8
(バッテリー)
高商:伊藤-高橋
明訓:漆原-水沢


中越×新発田南 中越の先発・太刀川至投手

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【社会人野球】バイタル敗れ連覇ならず JABA新潟大会決勝

第57回JABA選抜新潟大会は5日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで決勝がおこなわれ、バイタルネット(新潟)が新日鐵住金東海REX(愛知)に1-3で敗れ、昨年に続く連覇はならなかった。

◆JABA新潟大会・決勝の結果◆
バイタル  000 010 000 |1
東海REX 100 200 00× |3
(バッテリー)
バイタル:曽根、中島、江村-加賀
東海:水越、森田、長峰-竹村


バイタルネットの先発・曽根瑛二投手

5回裏、バイタルネットが稲葉健太選手(新潟商高出)の内野ゴロの間に1点返す

バイタルネットの2番手・中島翔平投手

バイタルネットの3番手で登板した江村知大投手(長岡高-早大出)

優勝した新日鐵住金東海REX

敢闘賞、最高打撃賞を受賞したバイタルネット・西田健志選手

◆バイタルネット・三富一彦監督の話◆
「試合に負け悔しいが、試合自体は悪くなかった。先発曽根の3失点は大きかったが、その後の中島、江村がしっかり抑えた。次の東北大会に繋がる内容だった。野手も上位、中軸とも調子は戻ってきた。東北大会でも都市対抗の1次予選、2次予選に繋がる試合にしていきたい」

◆バイタルネット・西田健志選手の話◆
「序盤の3失点は野手のミスもあり防げる失点だった。先頭打者を出すことができなかったのがチームとしての課題で工夫が必要。(敢闘賞と最高打撃賞は)勝ってもらいたかった。東北大会でもいいチームと対戦できるので、都市対抗予選に繋げられる結果になればいい」

◆バイタルネット・江村知大投手の話◆
「監督が求めているものがやっと出せるようになってきたかなと自信がついた大会になった。(この日も144キロを計測して)変化球でカウントを有利にして、追い込んでからの直球で腕が振れるようになってきた。状態が上がってきた」

(取材・撮影・文/岡田浩人)