【ルートインBCL】新潟が前川、桑田ら4選手を指名 ドラフト会議

ルートインBCリーグは28日、長岡市の温泉施設「旬食・ゆ処・宿 喜芳」でドラフト会議をおこない、新潟アルビレックスBCが4選手を指名した。

新潟は地元枠として今春県大会でベスト4に進出した新潟産大附高3年の前川哲投手(18)、見附市出身で今春東北高をを卒業した髙井俊投手(19)の2人を指名。通常指名では沖縄県のビッグ開発ベースボールクラブ所属の仲村竜之介捕手(25)、桜美林大4年の桑田真樹外野手(22)を指名した。桑田外野手は元巨人・桑田真澄投手の長男。

新潟が地元枠で指名した前川哲投手(新潟産大附高3年)


新潟が地元枠で指名した髙井俊投手(見附市出身、東北高卒、悠久山調理師専門学校)


新潟が通常枠1巡目で指名した仲村竜之介捕手(ビッグ開発ベースボールクラブ所属)


新潟が通常枠2巡目で指名した桑田真樹外野手(桜美林大4年)

ドラフト会議終了後、新潟アルビレックスBCの藤橋公一社長は「前川くん、髙井くんとも体をしっかり作ってもらえば伸びしろが期待できる投手。捕手の仲村くんは即戦力として期待している。桑田くんは潜在能力も十分あり、長打を打てる選手として可能性を感じる。新監督人事は12月の上旬に皆さんに発表できると思う」と話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【NPB】飯塚投手「一日も早く一軍マウンドへ」 DeNAが新入団選手発表会 

プロ野球のDeNAベイスターズは21日、横浜市で新入団選手発表会を開いた。ドラフト会議で7位指名を受けた日本文理・飯塚悟史投手(18)は背番号30の真新しいユニフォーム姿で登場し、「一日も早く一軍のマウンドに上がれるよう頑張りたい」と力強く決意を述べた。

背番号30のユニフォームを着た飯塚悟史投手


DeNA球団本社でおこなわれた新入団選手発表会 右端が飯塚悟史投手

飯塚投手はやや緊張した様子で発表会場に現れた。決意を記す色紙には「気」の文字を書いた。「野球をやっている時や日常生活から気持ちの入ったしっかりとした人間性、しっかりとした野球人となって頑張りたい。一日も早く一軍のマウンドに上がれるよう頑張りたい」と中畑清監督の前で誓った。

中畑監督「今の姿はまだプロで通用するかというとまだ弱い。体を作るというのが最初の仕事。強い気持ちを持ち続けて頑張ってほしい。まだ未完の大器。投手としては先発、完投、完封が当たり前にできる能力を持った選手。期待している」と激励した。

中畑清監督(右)と池田純社長(左)の前で「気」と書いた色紙を持ち決意を述べる飯塚投手

初めてDeNAのユニフォームを着た感想を問われると、「これからプロの選手になるんだと身が引き締まった。将来はたくさんの人から目標とされる選手になれるよう頑張りたい」と話し、
「対戦したい選手は巨人の阿部慎之介選手。バットを折って内野ゴロに仕留めたい」と意気込みを表した。

中畑監督と記念撮影をおこなう新入団選手 後列右端が飯塚投手

発表会終了後、改めて取材に対し飯塚投手は「緊張で手が震えた。(30番は)想像していなかった番号なので、責任感がわく。番号に匹敵する活躍をしたい。中畑監督は不思議なパワーを持った監督。1年でも早く、新潟で凱旋登板ができるように頑張りたい」と話した。また「ハマの○○」と何と呼ばれたいかとの質問に、「ハマの太陽、ということで、ベイスターズという星を輝かせられる存在になれるよう頑張りたい」と答えた。

報道陣の質問に答える飯塚投手 背番号30が光る


飯塚投手を始め新人選手8人は、入団発表会の前に横浜スタジアムを訪れ、グラウンドやブルペンなど施設を見学。飯塚投手は初めて同スタジアムのマウンドに上った。

22日には同スタジアムでおこなわれる「ファンフェスティバル」でファンへの挨拶をおこなう。新入団選手は1月8日から始まる新人合同自主トレでプロ生活をスタートさせる。

横浜スタジアムのマウンドに立つ飯塚投手 一日も早い一軍登板が待ち望まれる

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】21世紀枠の新潟県候補校が巻に決定

新潟県高野連は20日、来春の第87回選抜高校野球大会の21世紀枠の新潟県候補校に巻高校の推薦を決めた。巻は今秋の県大会でベスト4に進出。準決勝では日本文理に2-3で敗れたが、終盤まで苦しめた。2年生の長谷川智也、1年生の小林俊介、小鷹樹らの投手陣を中心に、堅い守りと堅実な打撃で上位進出を果たした。

今秋の県大会でベスト4に進出した巻

新潟県高野連は推薦理由として、①困難条件の克服・・・グラウンドが他の運動部との共用でありながら、日々の練習で工夫し、近年の上位進出に結びつけていること②一昨年夏ベスト8、昨夏ベスト4、今秋ベスト4と最近の大会で上位進出を果たしていること③学業と部活動の両立、を挙げている。

今後は11月26日に同校で表彰がおこなわれる。12月12日に北信越地区の候補校1校が発表され、1月23日の選考委員会で21世紀枠での出場校が決定する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【大学野球】高橋隼之介主将の明治大は準優勝 明治神宮大会

明治神宮大会は19日、神宮球場で大学の部の決勝戦がおこなわれ、駒澤大が3-0で明治大をくだし、13年ぶり5度目の優勝を飾った。柏崎市出身の高橋隼之介主将(日本文理高出身)の明治大は惜しくも準優勝に終わった。

プレーヤとして最後の試合を迎えた高橋隼之介主将(日本文理高出身)

高橋主将は2009年夏の甲子園で準優勝した際の遊撃手で、決勝では中京大中京高の堂林翔太投手(現広島)から本塁打を放つなど活躍。明治大に進学後、捕手として活躍した。今シーズンは新潟県出身選手としては明治大で初めて主将を務めた。

大学卒業後、大手広告代理店に就職が内定していて、この試合がプレーヤーとして最後の試合となった。試合には出場しなかったが、主将としてベンチから声を出し、3年ぶりの優勝を目指したチームをけん引した。

試合前の挨拶 明治大の先頭が高橋隼之介主将


4回表、攻撃に入る時に円陣を組み指示を出す


駒澤大が3-0で明治大をくだし、13年ぶりの優勝を飾る


歓喜に沸く駒澤大の選手たちを無念そうに見つめる高橋主将(背番号10)



試合終了後、スタンドに挨拶する高橋主将


準優勝表彰を受ける高橋主将


日本一はならなかったが準優勝に輝いた明治大

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【お知らせ】11/29に秋葉区で楽天・橋上HCが講演 巨人・大田、橋本選手のトークショーも

新津青年会議所では11月29日(土)18時から新潟市秋葉区文化会館で「川上杯ふれあい少年野球大会」の第40回記念事業として、プロ野球のヘッドコーチと選手を招き、講演会とトークショーをおこなう。

第1部では記念講演として、2011年に新潟アルビレックスBCの監督を務め、今季まで3年間巨人でコーチを務めた橋上秀樹氏を招き、「プロ野球界における人材育成」と題した講演会を開催する。橋上氏は来季、楽天のヘッドコーチを務めることが決まっている。

第2部で巨人の大田泰示選手と橋本到選手を招き、トークショーとアトラクションがおこなわれる。

入場は無料だが、先着順に整理券が配布される。整理券は11月21日から秋葉区文化会館で配布される。問い合わせは新津青年会議所事務局(電話0250-22-0121)まで。