【NPB】広島・今井が地元激励会で来季へ決意 「人生をかけて勝負」

広島カープの今井啓介投手(27・中越高出身)が5日、長岡市栃尾地区でおこなわれた地元後援会の激励会に出席した。後援会員やファン約80人を前に今井投手は「今季は悔しい1年だった。来年の1年間を人生をかけて勝負の1年にしたい」と来季に向けた決意を語った。

集まった約80人を前に来季への決意を語る今井啓介投手

地元後援会による激励会は毎年この時期に開かれているが、今井投手本人が出席するのは2年ぶり。来賓として出席した中越高の鈴木春祥前監督が「来季は活躍して、テレビに出て、勝利投手になってぜひお立ち台でガッツポーズをしてほしい」と激励した。会では記念撮影や今井投手のユニフォームやサインボールなどが当たる抽選会がおこなわれ、ファンが交流を楽しんだ。

中越高の鈴木春祥前監督(右)と談笑


抽選会で今井投手のグッズが当たり喜ぶファン


小さな“カープ女子”から激励の花束を受け取る

今井投手はプロ入り9年目の今季、開幕は2軍スタートだったが7月に1軍に昇格。中継ぎで11試合に登板し、勝敗は付かなかったが防御率6.35とプロ入りワーストだった。来季10年目に臨むにあたり「先発で勝負したい」と話し、緒方孝市新監督のもとで開幕一軍と先発ローテーション入りを目指す。

(取材・撮影・文/岡田浩人)