【イベント】加藤、今井ら新潟県出身選手とOBが野球教室

新潟県出身のプロ野球選手とプロ野球OBによる小学生野球教室「ベースボールクリニック2014」(主催:新潟野球ドットコム、アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ)が7日、ハードオフ・エコスタジアムでおこなわれ、巨人・加藤健選手(33・新発田農高出身)、広島・今井啓介投手(27・中越高出身)と、元ヤクルトの本間忠氏(37・日本文理高出身)、元阪神の横山龍之介氏(26・日本文理高出身)の4人が講師として参加した。県内の13チーム、約260人の小学生を相手に投げる、打つ、などの基本的な動作を指導した。

左から加藤健選手、今井啓介投手、本間忠氏、横山龍之介氏


13チーム、約260人の小学生が参加した

野球教室は前日までに降り積もった雪でグラウンドが使えなかったため、2つの室内練習場を使用して投手と野手に分かれておこなわれた。

投手は今井投手と横山氏、野手は加藤選手と本間氏が指導した。今井投手はピッチングを見ながら「真っ直ぐ立つように」などと1人1人にアドバイス。横山氏はマウンド付近でのピッチャーゴロのさばき方を指導した。

1人1人にアドバイスを送る今井投手


ピッチャーゴロの捕球の仕方を指導する横山氏

野手を指導した加藤選手は自らトスを挙げ、スイングの基本を身振りを交えて示した。本間氏は捕球の仕方などを指導。小学生たちはプロの言葉を一生懸命吸収しようとしていた。


スイングの始動をする加藤選手


捕球の仕方を指導する本間氏

指導後、加藤選手は「この中から1人でもプロ野球選手が誕生したら嬉しい」と感想を話し、今井投手は「小学生のうちが一番大事。楽しく野球をしてほしい。新潟県出身のプロはまだまだ少ないので今後、毎年のように誕生していってほしい」と期待を寄せた。2人は閉会式でのじゃんけん大会で、勝った小学生に自らのユニフォームとウェアを提供した。

今季使用したビジター用ユニフォームをプレゼントした加藤選手


非売品のバッテリーTシャツをプレゼントした今井投手

◎ベースボールクリニック2014のご協賛社◎
・長岡市 旬食・ゆ処・宿 喜芳
・聖籠町 居食亭 ほうせい丸
・新潟市西区  (医)野田歯科医院
・田上町 (有)金子薬品

(取材・撮影・文/岡田浩人)