【高校軟式】新潟商が準V 北信越大会

第16回北信越地区高校軟式野球大会が6日から8日まで柏崎市佐藤池球場でおこなわれ、新潟商(新潟1位)が準優勝の成績を残した。直江津中等(新潟2位)と津南中等(新潟3位)は初戦で敗れた。

◎北信越大会の県勢結果◎
<1回戦・6日>
津南中等0-2富山商
富商 000 001 010 =2
津南 000 000 000 =0
(バッテリー)
津南:新井-高橋

直江津中等0-7上田西(8回コールド)
上田西 310 000 12 =7
直江津 000 000 00 =0
(バッテリー)
直江津:塩入、佐藤怜、渡部-渡部、笠原

<準決勝・7日>
新潟商6-0岡谷工
新潟商 000 000 411 =6
岡谷工 000 000 000 =0
(バッテリー)
新潟商:佐々木-堤

<決勝・8日>
新潟商0-3富山商
新潟商 000 000 000 =0
富山商 000 011 10× =3
(バッテリー)
新潟商:佐々木-堤

(文/岡田浩人)


【高校野球】中越 センバツ王者にコールド負け 北信越大会・準決勝

長野県で開催中の第132回北信越高校野球大会は8日、長野オリンピックスタジアムで準決勝がおこなわれ、中越(新潟1位)が春のセンバツ優勝校の敦賀気比(福井1位)と対戦、0対9の7回コールドで敗れた。中越は2季連続で北信越ベスト4となった。

センバツ王者の敦賀気比に敗れた中越の選手たち

◎8日の準決勝の試合結果◎
<長野オリンピック>
中越0-9敦賀気比(7回コールド)
中越 000 000 0 =0
気比 312 012 × =9
(バッテリー)
中越:①上村、⑱雪野、⑩高井-②波方
気比:⑱山﨑-②嘉門

◎戦評◎
中越がセンバツ優勝の敦賀気比に挑んだが、3投手が強力打線につかまった。
初回にエース上村が2四球から先制打を許した。その後、満塁から牽制悪送球で2点を追加された。上村は3回に右中間2点ランニング本塁打を許すなど3回途中までで6失点。継投した雪野が1失点、高井が2失点と敦賀気比打線の勢いを止められなかった。
打線は敦賀気比の最速144キロ2年生右腕の山﨑の前に散発5安打、8三振を喫し得点を挙げることができなかった。

中越の先発①上村将太投手


センバツ優勝投手の平沼翔太選手は4番・ライトで出場


中越の2番手で登板した⑱雪野敏和投手


敦賀気比の2年生右腕⑱山﨑颯一郎投手 中越打線は散発の5安打に抑えられた


中越の3番手で登板した⑩高井涼投手

◆中越・本田仁哉監督の話◆
「きょうの勝負は序盤に落ち着いて入りたいと話していて、2~3点差で試合を作りたかったが、それができなかったのが敗因のひとつ。いつも振ってくる球を見逃され、いつも打ち取れる球を拾われてしまった。雪野は上村、高井とは違ったタイプ。楽しみな投手が出てきてくれた。打線には低めの変化球を捨てろと指示したが、ギリギリに投げられた。甘い球は来るからと言っていたが、1球を仕留める力が足りなかった。負けてよしとは言えないが、肌で感じられたのは大きい。それはここまで来ることができたからこその収穫で夏につなげたい」

◆中越・上村将太投手の話◆
「初回の立ち上がりを課題にしていたが、牽制ミスもあって失点してしまった。敦賀気比との対戦を楽しみにしていて、気持ちでは負けないと思っていたが、いつも通りの自分で投げることができなかった。大事な場面で腕を振ることができなかった。(北信越大会を振り返って)悔しい大会になった。自分の足りないところがはっきりわかった。夏に自分も、チームも変わった、成長できたといわれるよう、この悔しさを夏につなげたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【社会人野球】バイタルネット 本大会出場ならず 都市対抗・北信越大会

社会人野球の都市対抗・北信越大会(2次予選)は8日、富山市民球場(アルペンスタジアム)で代表決定戦がおこなわれ、バイタルネット(新潟市)は2対6で信越硬式野球クラブ(長野市)に敗れ、2年連続4度目の都市対抗出場はならなかった。

◎8日の代表決定戦の結果◎
信越硬式 132 000 000 =6
バイタル 000 100 010 =2
→信越硬式野球クラブが2年ぶり21度目の都市対抗本大会出場へ
(バッテリー)
バイタル:平良、江村-菅野

最優秀選手賞:高橋 雄輝投手(信越硬式野球クラブ)
敢闘賞:平良太投手(バイタルネット)
打撃賞:西田健志選手(バイタルネット)

(文/岡田浩人)