【高校野球】新潟県高野連 “球数制限”の今春導入を見送り 有識者会議に参加へ

新潟県高野連は18日、今春の県大会で導入を予定していた投手の「球数制限」について、実施を見送ることを発表した。日本高野連から先月、「再考」を求められたことに応じた形で、日本高野連が新たに設置する「投手の障害予防に関する有識者会議」に新潟県高野連から富樫信浩会長が参加することも併せて発表された。同日夕方、新潟市で取材に応じた富樫会長は「球数制限という取り組みを受け入れてもらえなかったことは残念」としながらも、「大事なのはスポーツマンシップ。有識者会議で議論を前に進めていこうという考え方は非常にありがたい。私どもの主張や考え方も有識者会議で反映できると前向きにとらえた」と話し、今後の議論の行方に期待を寄せた。同時に新潟県高野連として4月に指導者のための「スポーツマンシップ研修会」を実施する考えも明らかにした。

球数制限の導入見送りについて取材に応じる新潟県高野連・富樫信浩会長 続きを読む