ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは20日、間曽晃平投手(27)が退団すると発表した。間曽投手は2年連続最多勝に輝いた新潟のエース。球団によると「本人の申し出による退団」で、間曽投手は球団を通じて「環境を変え、新たな場所でもう一度NPBに挑戦したい」とコメントしている。四国アイランドリーグplusで現役を続けるものとみられる。
退団が決まった間曽晃平投手
間曽投手は神奈川県の出身で、横浜商高、神奈川大を経て、2010年に新潟アルビレックスBCに入団した。先発、中継ぎ、抑えのどこでも任せられるタフな投手で、昨季は13勝を挙げリーグ最多勝と投手MVPを獲得。今季も13勝を挙げ、2年連続となるリーグ最多勝を獲得した。先月のNPBドラフト会議での指名が期待されたが、指名球団がなかったため、今後の去就が注目されていた。
<間曽晃平投手が球団を通して発表したコメント>
「この度、6年間在籍した新潟アルビレックスBCを退団することになりました。サポーターの皆様には私自身の口から退団の旨をお伝えしたかったのですが、このような形でのご報告となってしまい大変申し訳ありません。NPBドラフト会議終了後、現役を続けるかなどを含め色々と悩み、様々なオファーもしていただきましたが、環境を変え新たな場所でもう一年(もう一度)、NPBに挑戦しようという決断に至りました。6年もの間、私を受け入れてくださった新潟球団の方々、応援してくださったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。長年親しんだ新潟の地を離れるのは名残惜しく寂しくもありますが、新たな環境でチャレンジする私を応援していただけたら幸いです。私自身、新潟を第二の故郷と思っています。皆様、6年間本当にありがとうございました。またこれからも新潟アルビレックスBC並びに、私間曽晃平をよろしくお願いいたします」
(取材・撮影・文/岡田浩人)
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間曽選手、今までありがとう。