第17回北信越地区高校軟式野球・新潟県大会が21、23日の2日間、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで4校が参加しておこなわれ、決勝で津南中等が3対2で直江津中等に逆転勝ちし、2年ぶり4回目の優勝を果たした。優勝した津南中等と準優勝の直江津中等は5月28日から富山市でおこなわれる北信越大会に出場する。
逆転勝ちで優勝を決め、喜ぶ津南中等のナイン
◎21日の試合結果◎
<1回戦>
①直江津中等13-0十日町・松之山(5回コールド)
松之山 000 00 =0
直江津 331 6× =13
(バッテリー)
松之山:佐藤芳-布施、仲村
直江津:渡部、佐藤怜-横山、渡部
②津南中等2-1新潟商
津南中等 101 000 000 =2
新潟商業 010 000 000 =1
(バッテリー)
津南中等:五十嵐-新井
新潟商業:佐々木、萩原-井狩
◎23日の試合結果◎
<順位決定戦>
新潟商25-0十日町松之山(5回コールド)
新潟商 12 92 11 =25
松之山 000 00 =0
(バッテリー)
新潟商:巳亦-木津
松之山:仲村、佐藤芳-高橋
(本塁打)
新潟商:川崎(1回・3点R)
<決勝戦>
津南中等3-2直江津中等
津 南 000 000 030 =3
直江津 000 101 000 =2
(バッテリー)
津 南:五十嵐、新井-新井、渡邊
直江津:佐藤怜、渡部-横山
直江津中等の先発⑩佐藤怜投手(2年)
4回裏、直江津中等が1死3塁から佐藤駿太選手(3年)の内野ゴロの間に先制
8回表、津南中等が2死満塁から
鈴木宏輔選手(3年)の遊ゴロ悪送球と一塁手悪送球の間に3点を入れ逆転
満塁の走者3人が生還し津南中等が終盤に逆転
◇優勝した津南中等・阿部茂雄監督の話◇
「運があった。新チームの発足時はチームのまとまりが足りなかったが、声を出して全力疾走を心がけようと話してきたが、この大会はそういう点でよかった。ただミスが多かったので、もう一度キャッチボールから大事にした練習をしていきたい」
◇優勝した津南中等・新井陸主将の話◇
「素直にうれしい。苦しい展開で押され気味だったが、全力プレーを心がけ、それが最後に実を結んだ。目標は夏の選手権で北信越で優勝し、全国大会に出ること。打撃や守備で1人1人が最後まで強い気持ちを保てるようにしたい」