第98回全国高校野球選手権・新潟大会は23日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで決勝戦がおこなわれ、中越が10対2で新潟明訓をくだし、2年連続10回目の優勝を果たした。1対2で迎えた7回にエース今村豪選手の満塁の走者一掃三塁打や3連続スクイズなどで一挙7得点を挙げ逆転した。中越の夏2連覇は1985、86年以来で30年ぶり。中越は新潟県代表として8月7日から甲子園で開催される全国高校野球選手権大会に出場する。
2連覇を決め、マウンド上で喜びに沸く中越ナイン
◎24日の決勝の試合結果◎
中越10-2新潟明訓
中越 001 000 720 =10
明訓 001 001 000 =2
→中越が2年連続10回目の優勝
(バッテリー)
中越:今村、澤中-広川
明訓:廣田、高津、大藪-中村
◎戦評◎
中越が積極的な攻撃で新潟明訓に逆転勝ちし連覇を果たした。
中越は3回表、2死2塁から三番・坂井の左越適時二塁打で先制した。
新潟明訓は直後の3回裏、 八番・髙橋の右越え三塁打でチャンスを作ると、九番・廣田の左犠飛で同点に追いついた。さらに6回には四番・秋葉の安打から五番・大﨑の右線適時二塁打で1点を勝ち越した。
1点を追う中越は7回、1死満塁から四番・西山の左前適時打で同点とし、その後連続スクイズで逆転。さらに七番・今村が走者一掃の3点適時三塁打を放つなど、この回一挙7得点で試合を決めた。
新潟明訓の先発①廣田祥一朗投手(3年)
3回表、中越が2死2塁から三番・坂井琢真選手(2年)の左越え適時二塁打で先制
3回裏、新潟明訓は高橋昇真選手(3年)の三塁打から犠飛で同点に追いつく
6回表、明訓は大﨑海渡選手(3年)の右線二塁打で秋葉悠選手(3年)が生還し勝ち越し
7回表、中越は1死満塁から四番・西山侑汰選手(3年)の左前適時打で同点に追いつく
さらに中越は澤中京太郎選手のスクイズで大越晃選手(3年)が逆転のホームを踏む
中越はさらに七番・今村豪選手が走者一掃右越え3点適時三塁打を放つ
(取材・撮影・文/岡田浩人 取材/松井弘恵 撮影/嶋田健一)
必勝!明訓o(^-^o)(o^-^)o
今年も熱い熱い夏の県大会だったと思います。
岡田さんをはじめ取材等に携わった皆様、お疲れさまでした。
新潟明訓高等学校野球部員のみんな、頑張りました。
中越高等学校野球部員のみんな、新潟県代表として頑張って来てください。
まさに這い上がってきた中越!
ミラクルを甲子園でも期待します!
明訓野球部の皆さんお疲れ様でした。6回に勝ち越し油断したのかな。今後の教訓として生かして下さい。中越野球部は、実に粘り強い!この勢いで是非とも甲子園で活躍して下さい。