第95回全国高校野球選手権大会が8日、阪神甲子園球場で開幕。新潟代表の日本文理は初日の第2試合で、大阪代表の大阪桐蔭と対戦し、2-10で敗れ、初戦突破はならなかった。
<1回戦>
日本文理010000001 2
大阪桐蔭23013100× 10
文)大谷内⑩→菅野⑰→小太刀⑪→飯塚①
桐)葛川①→高西⑪
本塁打(桐)森友2、近田 (文)渡辺大
◆日本文理・大井道夫監督の話◆
「想像していたより大阪桐蔭のバッティングが良く、2回までにつかまってしまった。先発の大谷内は調子を上げてきていたので、5回まで3失点くらいで抑えてくれればと思ったが・・・。(2本塁打を打たれた森友哉選手には)どんどん勝負しろと言ったが、少し余計な点を与えてしまった。こちらも良い当たりがあったが正面を突いてしまった。ただ最後まで諦めず、9回に何とか塁に出ようという意識が選手たちに見えた。3年生にはよく頑張ったと言いたい」
◆日本文理・太田成己主将の話◆
「(涙で目を真っ赤にしながら)チャンスが続かなかった。いい当たりもあったが正面をついて、攻撃が仕切り直しが続いてしまった。(最終回に得点し)チームの良さである粘り強さは発揮できたと思う。(試合終了をネクストバッターズサークルで迎え)自分に回って来てほしかった。最終回はみんながいい雰囲気で、打てる気しかしなかった」
◆先発した日本文理・大谷内睦規投手の話◆
「先発は昨日の練習前に言い渡された。調子も悪くなく、気持ちで負けないよう投げたが、気持ちだけでは抑えられなかったのも事実。(大阪桐蔭は)ちょっとでも甘いと見逃さず打ってきた。インコースを突いたがカットされてしまった。3年生がチームを引っ張るということは貫けた。1、2年生は力があるので、また甲子園に帰ってきてほしい」
◆日本文理・飯塚悟史投手の話◆
「(点差が開いた中での登板だったが)これ以上取られたら突き放されるという中だったので1点もやるつもりはなかった。落ち着いて投げることはできた。試合で負けて悔しいが、2年生でこういう舞台で投げることができ、自分の力になると思う。3年生の力で甲子園といういい舞台を経験させてもらったので、来年また戻ってきて成長した姿を見せたい」
◆先発オーダー◆
<先攻・日本文理>
1竹石 稜⑦ 中
2渡辺龍平⑮ 左
3飯塚悟史① 一
4小黒一輝⑨ 右
5渡辺大雅④ 二
6白石貴誉⑥ 遊
7池田貴将⑤ 三
8鎌倉 航② 捕
9大谷内睦規⑩ 投
(控)
太田成己③ 星兼太⑧ 小太刀緒飛⑪ 横山将太⑫ 小林将也⑬
黒臺騎士⑭ 岩野佑貴⑯ 菅野孝涼⑰ 羽倉康次⑱
<後攻・大阪桐蔭>
1峯本 匠④ 左
2高木俊希⑧ 中
3森 友哉② 捕
4近田拓矢③ 一
5笠松悠哉⑤ 三
6香月一也⑭ 二
7福森大翔⑦ 右
8水谷友生也⑥ 遊
9葛川知哉① 投
(控)
田村斗紀⑨ 網本光佑⑩ 高西涼太⑪ 久米健夫⑫ 辻田大樹⑬
森晋之介⑮ 福島孝輔⑯ 福田光輝⑰ 横井佑子弥⑱