BCリーグの新潟アルビレックスBCは21日、新潟市西区のみどりと森の運動公園で信濃グランセローズと対戦し、3-1で勝利した。これで上信越地区首位の新潟と2位の信濃のゲーム差が5.5ゲーム差となり、新潟に後期優勝マジック10が点灯した。
1点を先制された新潟は5回裏、2死2,3塁から4番足立の右前適時打で2点を入れ逆転。6回にも福岡の左前適時打で1点を追加した。
5回裏、新潟が足立選手の適時打で佑紀選手、デニング選手の2者が生還し逆転
6回裏、新潟が福岡良州選手の左前適時打で1点を追加
新潟の先発投手・佐々木は3回に1点を失ったものの、6回を投げ被安打5、失点1と安定した投球で今季3勝目を挙げた。新潟は7回以降、間曽、ロバート、羽豆とつなぎ信濃打線を0点に抑えた。
新潟の先発・佐々木啓介投手 6回を投げ1失点で3勝目を挙げた
新潟と信濃の残り試合数は4。この勝利で新潟に後期優勝マジック10が点灯した。ギャオス内藤監督は試合後、「先制されても選手が落ち着いていたので逆転できた。サポーターのため1試合でも多く勝ちたいという気持ちが、この早い時期でのマジック点灯につながった」と話した。新潟はこの後、ビジター4連戦で23、24日は福井2連戦、25日は信濃戦、30日は群馬戦となる。次のホーム戦は31日13:00から長岡市悠久山球場で福井と対戦する。
<ギャオス内藤監督、足立尚也選手、佐々木啓介投手の試合後インタビュー動画>
(取材・撮影・文/岡田浩人)