新潟アルビレックスBCが15日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアムでチーム練習を開始した。昨年10月にチーム初の独立リーグ日本一に輝いた後、選手はオフに各自でトレーニングを積んでいた。新入団の6人とともに、ギャオス内藤監督の「元気出していこうぜ!」の掛け声のもと、今シーズンをスタートさせた。
午前中はキャッチボールや内野連係などの守備練習を中心に、午後は打撃練習などをおこなった。内藤監督が自らバットを持ってノックをおこなう姿も見られた。
内藤監督は「15年ぶりの現場で久しぶりに戻ってきた感じ。即実戦になるので、選手には結果が出るよう努力してほしい。大きな目標は連覇できるよう頑張ると同時に、少しでもチームに貢献するため、チームスローガンに決めた『継続』できるよう頑張ってほしい」と力を込めた。
内野ノックをおこなうギャオス内藤監督
チームが今季補強ポイントに置いた左ピッチャーでは、前千葉ロッテ育成選手の山口祥吾投手が早速ブルペン入り。コントロールされた直球と持ち味のスライダーなどの変化球を平野進也捕手相手に投げ込んだ。
昨年、寺田哲也投手に次ぐ勝ち星を挙げた阿部拳斗投手(中越高出身)もブルペン入り。オフに体重を絞ったという阿部投手はキレのある直球を投げ込み、順調な調整ぶりを印象付けた。
阿部拳斗投手(左)と山口祥吾投手(右)
チームは今後、エコスタを中心に練習をおこない、26日から始まるオープン戦で実戦感覚を養う。BCリーグの開幕は4月13日(土)で新潟はエコスタで群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。
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(取材・撮影・文/岡田浩人)