【BCL】赤堀元之監督が退団 新潟アルビレックスBC

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは8日、赤堀元之監督(46)が退団すると発表した。球団は「10月31日付で来季続投決定を発表していたが、発表後に本人から退団の申し出があり受理した」としている。関係者によると数日前にNPB球団からコーチ就任のオファーがあったという。

退団することになった赤堀元之監督

元近鉄の投手として活躍した赤堀監督は2015年に新潟の監督に就任して今季で2年目。昨季は3年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、今季は前後期とも東地区3位に終わった。シーズン終了後、球団はNPB球団からのオファーがあれば優先させることを前提に、来季の続投を要請していた。10月末になってもオファーがなかったことから、続投で合意し、31日に発表があったが、関係者によると数日前にオファーがあり、赤堀監督も悩んだ末の決断だったという。

赤堀監督は球団を通じて、「関係者の皆様にはこのタイミングで退任・退団となってしまったことに対しまして心よりお詫び申し上げます。2 シーズン、株主、スポンサー、後援会、サポーター、ボランティアの皆様に、大変お世話になりました。次のステップでも、陰ながら新潟アルビレックスBCを応援しています」とコメントした。

池田拓史社長は「
ご本人の意思を尊重して受理させていただくこととしました。赤堀監督には昨季はデニング選手のNPBへの輩出、そして3年ぶり2度目となるリーグ優勝、今季はNPBドラフト会議で高井俊選手が指名をいただき、勝利・育成の両面において手腕を発揮していただいたことに大変感謝しております」とコメントした。

球団によると後任の監督人事は白紙で、今後「早急に調整したい」(池田社長)としている。

取材・撮影・文/岡田浩人)


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