【社会人軟式】小千谷名球会が全国の舞台へ 26日開幕のゼビオドリームカップ

26日に沖縄県那覇市で開幕する社会人軟式野球の全国大会「第2回ゼビオドリームカップ」に小千谷市の「小千谷名球会」が北信越地区代表として初めて出場する。全国8地区の強豪が集う大会で、チームは「まず1勝し、優勝を目指したい」と意気込んでいる。

北信越代表として全国の舞台に挑む小千谷名球会のメンバー

小千谷名球会は1993年に誕生した軟式野球チーム。現在は20人が所属し、そのうち約半数が小千谷市の在住者で、その他は主に長岡市などの市外出身者からなる。高校時代に硬式野球を経験した選手が多く、甲子園出場者も名を連ねる。

2009年夏の新潟大会準優勝の中越高校で主将として活躍した大港卓投手(25)は最速141キロの直球とカーブ、カットボールが武器の本格派。「全国の舞台は初めてなのでうれしい。初戦の相手が全国制覇の経験がある強豪で楽しみ」と意気込んでいる。

エースの大港卓投手(中越高出身) 最速141キロの直球が武器

県大会と北信越大会で大港投手が不在の間、投手としてチームを支えたのが橋本龍樹投手(27)。日本文理高校の出身で、2007年春のセンバツ甲子園では四番・右翼手として出場し、中田翔選手(現・日本ハム)擁する大阪桐蔭高校と対戦した経験を持つ。130キロ台中盤の直球とスライダーなどを投げ込む。野手では大港投手と同期の中越高校出身・飛田野峻選手(24)が四番打者として得点を稼ぐ。

県大会、北信越大会でチームを支えた橋本龍樹投手(日本文理高出身)

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チャンスに強い四番打者・飛田野峻選手(中越高出身)


新人でシュアな打撃が武器の鈴木大成選手(新潟県央工高出身)

26日の初戦(準々決勝)は関東地区代表の東京バンバータが相手。勝てばベスト4に進出できる。関根健一郎監督(48)は「初戦は全国優勝の経験もある強豪が相手だが、まずは1つ勝ちたい。やるからには優勝を目指したい」と意気込みを語っている。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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