【イベント】長岡市出身のカメラマン・武山智史さんが写真展開催

長岡市出身のフリーカメラマン・武山智史さんの写真展『グラウンドの主役たち2』が6、7日の2日間、長岡市のアオーレ長岡で開催された。昨年1月に続き2回目の開催で、多くの高校野球ファンが一瞬の球児の表情をとらえた写真に見入っていた。

写真展の会場 大勢の高校野球ファンが会場に足を運んだ

今回出展された武山さんの写真は、試合のプレー写真ではなく、日常の練習風景の一瞬を撮影したものを中心に48点が展示された。長岡市内の高校の練習風景が題材となっていて、「昨年に比べて新しい試みとして何校かに絞って撮影をした」と武山さんは話す。取材した学校数は絞られたが、秋から冬の地道な練習を取材した作品が高校野球経験者の心を掴んでいた。

長岡市出身で東京都在住の志賀雅仁さん(32)は「声が聞こえてきそうな写真を見ると、自分もそこにいたんだなという気持ちにさせられた。プレー写真よりも感情移入してしまう」と感想を話していた。

何気ない練習風景の一コマを撮影した写真が、見る人の心を掴んだ


地元で2回目の写真展を開催した武山智史さん

武山さんは「カメラマンという仕事は受け仕事になりがちだが、自分で企画し、発信することが写真展という場。毎年開催することで新しいチャレンジをし続けていきたい」と話し、今後も定期的に写真展を開催していく意向を示している。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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