第９９回全国高校野球選手権・新潟大会は２５日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで決勝戦が行なわれる予定だったが、雨のため中止、２６日に順延が決まった。決勝戦が３日連続で順延となるのは２００９年に同スタジアムが決勝会場となってからは初めて。２６日は１３時から同スタジアムで決勝が行われる予定。

◎２５日の決勝戦の試合◎
＜ハードオフ・エコスタジアム＞
日本文理（中止・順延）中越

◇中止決定後の日本文理・大井道夫監督の話◇
「天気ばかりはしょうがない。気持ちを切り替えてやる。３日の延期は初めて。午前中練習したので帰って充電する。選手は元気いっぱい。明日は天気もグランドコンディションもいいと思うので、中越さんもうちも元気いっぱいプレーできると思う」

◇中止決定後の日本文理・笠原遥也主将の話◇
「もう一度気持ちを入れ直して明日に臨みたい。天候はあるが自分たちがやるべきことは変わらない。明日は晴れという予報なので、もう一度やるべきことを確認してやっていきたい。これまで変わらず一戦一戦戦ってきた。いろいろな思いを背負ってやる選手たちなので、その気持ちを背負い明日は強い気持ちで臨みたい」

◇中止決定後の中越・本田仁哉監督の話◇
「天気予報も雨予報なので仕方ないと率直に受け止めた。（公式戦の３日順延は）記憶にない。また新たな経験ができ、今後に繋がる。常々目の前の状況に応じてしっかり自分のベストが尽くせるようにと積み重ねてきているので、心配はしていない。ただきょうは中越高校として全校応援で多くの方々が力をくださっていたので、皆さんの前で力を合わせてやりたかったというのはある。（明日は）きょうも準決勝までとは違う独特の雰囲気を味わうことができた。明日はもっと落ち着いて入れると思う。１球に集中して臨みたい」

◇中止決定後の中越・川上真生主将の話◇
「この天候なので仕方ないと思った。天候もよく、コンディションもよければそれに越したことはない。これだけ間が空いたので、いかに集中が切れていないかどうかが一番大事。チームの力が試される。（明日は）とにかくここまで来て、やることもやってきている。思い切ってプレーしたい」

◎２６日（水）の決勝戦の試合予定◎
＜ハードオフ・エコスタジアム＞
日本文理（１３：００）中越

（取材・文／岡田浩人）

Tweet