【高校野球】県代表3校が入場行進 北信越大会開会式

来春の選抜甲子園出場の参考となる「第137回北信越高校野球大会」の開会式が13日、福井市の福井県営球場で行われ、新潟県代表の日本文理、中越、北越の3校が行進し、選手たちは14日から始まる甲子園を懸けた戦いに決意を新たにしていた。大会には北信越5県の代表16校が出場。北信越地区の選抜出場校は例年よりも1枠多い3枠で、14日は3球場で1回戦8試合が行われる。

開会式に臨んだ日本文理、中越、北越の選手たち

開会式は雨のため福井県営球場のグラウンドコンディションが悪く、球場外で実施された。今春優勝校の星稜(石川2位)を先頭に16校が入場行進を行い、球場前に整列した。選手を代表して地元の金津(福井1位)の中橋朋希主将が「3つのF、ファイト、フェアプレー、フレンドシップの精神を胸に挑戦し続け、最後まで諦めず、正々堂々とプレーする」と宣誓した。


日本文理(新潟1位) 1回戦は福井工大福井(福井3位)と対戦

日本文理の坂井元気主将は「目の前の相手を一戦一戦、自分たちの野球をして戦うだけ。(県大会後の課題は)打撃の強化と守備。打撃は低めの球に手を出す傾向があったので高めを振ることを合言葉でやってきた。守備はノックや自主練習等でしっかり取れるアウトを取ろうとやってきた。不安材料をカバーする気合いとチーム力で戦いたい」と意気込みを語った。



中越(新潟2位) 1回戦は富山国際大付(富山2位)と対戦

中越の小鷹葵主将は「(県大会で課題だった打撃は)しっかり仕上げることができた。練習試合でもチャンスメイクはできている。相手の情報はビデオでしか見ていないが、北信越は3つ勝てば選抜を決めることができる。1つ1つ、目の前の試合をしっかり戦うため、相手を見て、状況判断をして、思い切りやることが結果として結びつくので徹底したい」と力を込めた。



北越(新潟3位) 1回戦は日本ウェルネス(長野1位)と対戦

北越の星野悠主将は「一戦一戦集中して、やるべきことをしっかりやって、選抜甲子園につながれば一番いい。(県大会の課題は)守備、特に内野守備で乱れがあったので、ノックの時からしっかりと(球に向かって)低く入ることを意識して練習をしてきた。(目標は)選抜出場というのはあるが、やはり一戦一戦。とにかく一試合一試合を必死に戦っていきたい」と誓った。

大会は14日が1回戦で、翌15日が準々決勝。その後は中6日空いて、21日が準決勝、22日が決勝の予定。


◎14日の北信越1回戦の新潟県勢の試合予定◎
<福井県営球場>
①北越(9:00)日本ウェルネス
③日本文理(14:00)福井工大福井

<敦賀市総合運動公園>
②中越(12:30)富山国際大付

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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