【BCL】新潟の新主将は楠本 日本一奪還へ必勝祈願

ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは7日、新潟市中央区の新明宮で2018年シーズンの必勝祈願を行った。池田拓史球団社長、加藤博人監督、そして今季の新主将に任命された楠本歩主将が玉串を捧げ、3年ぶりのリーグ優勝と6年ぶりの日本一奪還を誓った。

必勝祈願を行う楠本歩新主将(中央)と選手たち

必勝祈願に先立ち、加藤監督が今季の新主将に2年目の楠本歩内野手を指名。楠本新主将は「加藤監督のもと、チーム一丸となって、日本一を達成するために最後まで諦めずにいきましょう」と挨拶した。

加藤監督は楠本新主将を抜てきした理由を「去年1年間見てきて、選手を引っ張っていく力がある。頭の回転も速い」とリーダーシップを評価したと説明。今季への意気込みについて、「去年は前期2位、後期3位で優勝を逃したが、今年は新人が11人入り、期待もできる。噛み合えば優勝できる」とV奪還への決意を示した。

楠本新主将は筑波大出身の2年目。昨季は69試合に出場し、打率・279の成績を残した。2年連続でプレーオフ進出を逃した昨季を「苦しいことやしんどいことが多かった」と振り返る。ただ、「そこでもうひと踏ん張りできるチーム、最後まで諦めない粘り強いチームを作ることが大切になる。ベテラン、中堅、若手関係なく、チーム全員が1つの方向に行けるようにまとめるパイプラインを担っていると思う」と目指すチーム像を話した。

加藤博人監督(左)と握手する楠本歩新主将

同じ東地区の栃木ゴールデンブレーブスに前巨人の村田修一内野手が入団する。加藤監督は「打たれて勉強することもたくさんある。(投手陣は)勇気を持って内角を攻めてほしい」と話す。楠本新主将は「チームの最終目標は独立リーグ日本一。その中で個人が逆算して行動し、1打席1球を無駄にしないよう取り組みたい」と力を込めた。

チームは10日から新潟市のハードオフ・エコスタジアムで全体練習(キャンプ)に入る。開幕は4月7日(土)で同スタジアムで武蔵と対戦する。

※ 必勝祈願後の新潟・加藤博人監督コメント動画
https://youtu.be/oloB2y_l4Lk

※ 必勝祈願後の新潟・楠本歩新主将コメント動画
https://youtu.be/7m3sQV8dT9E

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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