【大学野球】新潟医療福祉大が先勝 打線活発 漆原は自己最速151㌔をマーク

大学野球・関甲新1部の新潟医療福祉大は14日、栃木県小山市で春季リーグ戦の初戦となる山梨学院大と対戦し、13対6で勝利した。新潟医療福祉大は2回に須貝祐次郎(2年・村上桜ヶ丘)の3ランで先制。4回には荒木陵太(2年・日本文理)の3ランなどで得点を追加した。投げてはエースの漆原大晟(4年・新潟明訓)が自己最速の151キロをマーク。7回途中から飯塚亜希彦(3年・上越)が登板し要所を締めた。新潟医療福祉大は15日に勝ち点を懸けて第2戦に臨む。

2回表、新潟医療福祉大が須貝祐次郎(中央)の3ランで先制

◎14日の第1戦の試合結果◎
新潟医療福祉大 13-6 山梨学院大
医福大 035 320 000 =13
山学大 000 011 400 =6
(バッテリー)
医福大:漆原、飯塚-柴崎
山学大:林、西水、入倉、城-江川、丹代
(二塁打)
医福大:柴崎(2回)、西野(3回)、水石(4回)
山学大:砂川(7回)
(本塁打)
医福大:須貝(2回・3ラン)、荒木(4回・3ラン)
山学大:金城(5回・ソロ)

◎試合内容◎
新潟医療福祉大は2回、須貝祐次郎(2年・村上桜ヶ丘)の3ランで先制。続く3回には西野護(2年・村上桜ヶ丘)の左中間適時二塁打と重盗、荒木陵太(2年・日本文理)の適時打などでこの回5点を追加。4回には荒木の3ランで大量リードした。新潟医療福祉大の先発・漆原大晟(4年・新潟明訓)は初回に151キロを計測。4回までは走者を出しながらも要所を締めていたが、5回2死から山梨学院大の金城義のソロ本塁打で1点を失う。コールド目前の7回には1死1、3塁から3連打を浴び4失点。継投した二番手の飯塚亜希彦(3年・上越)がその後、無失点に抑え、新潟医療福祉大が先勝した。

新潟医療福祉大の先発・漆原大晟 初回に自己最速の151キロをマーク

2回表、新潟医療福祉大・須貝祐次郎の3ラン 動画


4回表、新潟医療福祉大・荒木陵太が3ランを放つ


7回途中から登板した飯塚亜希彦 無失点に抑えた

◇新潟医療福祉大・佐藤和也監督の話◇
「反省点はいろいろとあるが、初めて2月にキャンプをして、打撃面で特に2年生の県内出身選手が頑張って試合を作った。漆原は6回まではよかった。ボールの質は悪くないが、7回は置きにいって打たれた。そこが課題。打つ方で繋いでみんなで援護した。」

◇新潟医療福祉大・漆原大晟投手の話◇
「出だしはいい感じで入ることができたが、5回以降、6回7回でもう一度作り直したかった。(自己最速の151キロに関しては)意識はしていなかったがよかった。修正点をしっかり修正して、(次戦へ)もう1回作り直したい」

◇先制3ランの新潟医療福祉大・須貝祐次郎選手の話◇
「(本塁打は)大学の公式戦では初めて。打ったのは内角高めの直球。風もあり、切れなければ行くかなと思った。今年初めての一番打者で、緊張はしなかったが塁に出ることを考えた。いい場面で一発が出てよかった。一発を狙う選手ではないので、右中間を破る打撃を目標に頑張りたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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