ルートインＢＣリーグの新潟アルビレックスＢＣは２１日、群馬県伊勢崎市で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦し、１対２で敗れた。新潟は先発の新人左腕・大竹樹希哉（五泉市出身・一関学院高）が９回２死まで無失点と好投したが、初完封を目前に同点打を許し降板。代わった長谷川凌汰がサヨナラ打を浴び、逆転負けを喫した。新潟の前期通算成績は４勝４敗で、順位は１つ下がって東地区３位。次戦は２２日（日）、群馬・伊勢崎市で群馬と対戦する。
９回２死まで無失点に抑える好投を見せた新潟・大竹樹希哉
◎２１日の試合結果◎
新潟 １－２ 群馬
新潟 ０００ ０００ ０１０ ＝１
群馬 ０００ ０００ ００２ ＝２
（バッテリー）
新潟：●大竹（０勝２敗）、長谷川－土井
群馬：○センテノ（２勝０敗）－速水
（二塁打）
群馬：カラバイヨ（９回）
８回表、新潟は菊地悠人（北海道教育大岩見沢校）の右前適時打で先制したが…
◆新潟・加藤博人監督の話◆
「大竹はよく投げた。テンポもよく、低めにしっかり投げることができた。あそこまでよく投げて、球数も少なかった。０で代える訳にいかなかった。代え時が難しかった。監督である自分の責任」
◆新潟・大竹樹希哉投手の話◆
「（速水への）最後の１球が浮いてしまった。捕手の期待に応えられなかった自分のせい。追い込んだ時のチェンジアップ以上の球を投げなければいけなかったが…。群馬は凄い打者ばかり。そこを抑えられたのは自信になる。変化球が低め低めに決まり、カウントを取ることができたのがよかった。真っすぐが要所要所で決まった。チームが勝てなければ意味がない。勝てるような投球をしたい」
（取材・撮影・文／岡田浩人）
