【小学生軟式】今町ふたばが初優勝 全日本学童軟式大会・新潟県予選会

「高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)」の新潟県予選会は23日、新発田市真木山中央公園野球場で決勝戦が行われ、見附市の今町ふたば野球スポーツ少年団(中越)が5対2で新潟市の青山あらなみ野球少年団(新潟)をくだし、初優勝を飾った。今町ふたばは8月19日から東京で開催される全国大会に出場する。

初優勝の今町ふたば野球スポーツ少年団

◎23日の決勝の結果◎
今町ふたば野球スポーツ少年団 5-2 青山あらなみ野球少年団
今町 200 110 1 =5
青山 000 020 0 =2
→今町ふたばは初優勝
(バッテリー)
今町:名古屋-細川
青山:北村-竹内
(二塁打)
青山:竹田
(三塁打)
今町:寺尾太、名古屋
青山:竹田


1回表、今町ふたばは2死満塁から武田琉斗の中前適時打で2点を先制


青山あらなみの先発・北村日々輝 2点を先制された後も粘りの投球を見せた


今町ふたばの先発・名古屋飛来 緩急を織り交ぜ、中盤まで的を絞らせなかった


5回裏、青山あらなみは主将・竹田一進の左越え適時三塁打で1点を返す


5回裏、青山あらなみは竹内雄真の左前適時打でさらに1点を追加



7回表、今町ふたばは細川康生の内野安打で三塁打の名古屋が生還 貴重な追加点


最後はセカンドライナーで試合終了 今町ふたばが初優勝を飾った

◇今町ふたば・菅沼健一監督の話◇
「選手が硬かった。その中でよく守り抜いた。去年この舞台で負けた時から選手たちが『全国制覇したい』と言っていた。練習がない日も放課後に自分たちで集まって自主的に練習をするようになった。そういう点で団結力がある。打撃も大会中に上向いた。(全国大会へ)ミスをなくして思い切ってやること。投手も制球力がいる。短期間だがもう少し力をつけたい。勝つことでまた1つずつ歴史を作りたい。(巨人育成の髙井俊投手の出身チームで)今ケガをしている髙井にいい知らせを送って元気づけたい」

◇今町ふたば・名古屋飛来主将の話◇
「(投球は)きょうは荒れていた。中盤に打たれてしまった。(よかったのは)コースに決まったところ。中盤に緩急を意識した。(点を取られた後)気持ちを切り替えられた。優勝できてうれしい。チームの歴史を作ることができ、全国の舞台で戦えるのがうれしい。(去年は準優勝で)今、中学1年生の先輩の思いを背負って戦えた。(全国大会の目標は)1勝ではなく、何試合も勝ち上がって、最終的には全国制覇を狙いたい」


優勝した今町ふたば野球スポーツ少年団 8月の全国大会出場を決めた


準優勝の青山あらなみ野球少年団

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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