「第１００回全国高校野球選手権・新潟大会」は１６日、４球場で３回戦８試合が行われた。五十公野球場の第１試合は白根が糸魚川白嶺の終盤の追い上げを振り切った。悠久山球場の第２試合は六日町が初回の３点を守り切り、新発田南に競り勝った。これでベスト１６が出そろった。４回戦の８試合は１８日（水）、４球場で行われる予定。

悠久山②六日町３－１新発田南
６回から登板し、１安打無失点と好救援の六日町①渡部雅人（中央）

◎１６日の３回戦の試合結果◎
＜鳥屋野＞
①新発田９－０柏崎工（７回コールド）
新発田　１０１　４３０　０　＝９
柏崎工　０００　０００　０　＝０
（バッテリー）
新発田：新田、大竹－鈴木
柏崎工：高橋和、伊藤－浅賀
（二塁打）
新発田：増子２（４回、５回）

②東京学館新潟９－１万代（７回コールド）
万代　１００　０００　０　＝１
学館　２０３　０４０　 ×　＝９
（バッテリー）
万代：澁谷－武田
学館：風間、高岡－小林
（二塁打）
万代：本間２（１回、５回）
（三塁打）
学館：井川（１回）、鈴木（３回）、坂上（５回）

＜五十公野＞
①白根７－４糸魚川白嶺
白根　０２０　００４　１００　＝７
白嶺　０００　０００　３１０　＝４
（先発バッテリー）
白根：鏡、有沢－衛藤
白嶺：住吉、小野－松尾
（二塁打）
白嶺：三宅（５回）、渡邉（７回）、山本（８回）
（三塁打）
白根：鏡（２回）、外川（６回）、衛藤（６回）
白嶺：松尾（７回）

②十日町５－３新潟商
新潟商　１１０　０００　００１　＝３
十日町　０００　３０２　００ ×　＝５
（バッテリー）
新潟商：桐生－石田
十日町：中町、長井－西川
（二塁打）
十日町：西川（４回）、島田（６回）
（三塁打）
新潟商：関谷（９回）

＜悠久山＞
①長岡大手１０－０分水（５回コールド）
分水　０００　００　＝０
大手　４１４　０１　＝１０
（バッテリー）
分水：蒲澤、柄沢、矢川－阿部
大手：和田森、渡邊－堀井
（二塁打）
大手：菊地（３回）
（三塁打）
大手：石黒２（１回、３回）
（本塁打）
大手：菊地（２回・ソロ）、木倉（３回・ソロ）

②六日町３－１新発田南
新発南　００１　０００　０００　＝１
六日町　３００　０００　００ ×　＝３
（バッテリー）
新発南：小林－佐久間
六日町：青木、渡部－岩﨑
（二塁打）
新発南：齋藤空（２回）

＜佐藤池＞
①北越４－１帝京長岡
帝京　０００　０１０　０００　＝１
北越　１１１　０００　０１ ×　＝４
（バッテリー）
帝京：岩渕－寺本
北越：片桐－堀口
（二塁打）
北越：阿部（１回）、星野（８回）
（三塁打）
北越：小林稜（３回）

北越の先発①片桐蕗都

帝京長岡の先発①岩渕空

２回裏、北越は内野安打の小林健人（２年）が暴投と中飛の間に三塁へ
その後、内野ゴロの間に２点目を挙げる

３回裏、北越は三番・阿部裕二朗の右犠飛で３点目

５回表、帝京長岡は二番・佐藤和貴（２年）の左前適時打で１点を返す

６回裏を無失点で守り切った選手たちを出迎える帝京長岡ベンチ

９回表、帝京長岡の代打で主将の川井蘭乃介が中前安打で出塁

試合終了後、両チームが健闘を称え合う

②開志学園４－２長岡向陵
向陵　０００　００２　０００　＝２
開志　０２０　０１０　０１ ×　＝４
（バッテリー）
向陵：中村－上村
開志：佐藤論、土田、川端－西川、佐藤将
（二塁打）
向陵：丸山（１回）、上村（９回）
開志：藤原（８回）
（三塁打）
向陵：宮澤（６回）
開志：橋本（５回）

開志学園の先発①佐藤論和

長岡向陵の先発①中村翔太

２回裏、開志学園が二番・橋本一槻の右前適時打で２点目を挙げる

６回から登板した開志学園の二番手⑪土田梨功（２年）

６回表、長岡向陵は二番・宮澤健太郎の中越え三塁打で１点を返す

６回表、長岡向陵は四番・志賀俊介の右前適時打で１点差に迫る

開志学園は６回表途中から三番手⑩川端一叶が登板

８回裏、開志学園は川端の適時打で二塁打で出塁の藤原人和（２年）が生還

９回表、長岡向陵は２死から１、２塁の好機を作るも中村が空振り三振に倒れる

ベスト１６進出を決めた開志学園

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◎１８日（水）の４回戦の予定◎
＜鳥屋野＞
①日本文理（１０：００）新潟
②東京学館新潟（１２：３０）新発田
※臨時駐車場とシャトルバス運行あり

＜五十公野＞
①長岡工（１０：００）加茂暁星
②白根（１２：３０）十日町

＜悠久山＞
①中越（１０：００）五泉
②六日町（１２：３０）長岡大手

＜佐藤池＞
①上越総合技術（１０：００）新潟産大附
②北越（１２：３０）開志学園

※鳥屋野球場の臨時駐車場とシャトルバス運行について（新潟県高野連より）

（取材・撮影・文／岡田浩人　佐藤池撮影／武山智史　情報協力／各地の皆様）