NPBプロ野球ドラフト会議が24日、東京・港区でおこなわれた。
新潟県関係では巻高出身で日本製紙石巻の相沢晋投手(26歳)が楽天から8位指名を受けた。相沢投手は171センチ、71キロの右投げ。巻高2年の2004年夏の新潟大会で準優勝。3年の2005年夏はエースとして活躍し、3回戦で優勝した新潟明訓に延長戦の末敗れた。高校卒業後、石巻専修大学、社会人の日本製紙石巻で活躍し、ことし7月の都市対抗野球ではチームの3年ぶりの全国大会出場に貢献、ベスト8に進出を果たした。
県内の高校生で唯一プロ志望届を提出していた村上桜ヶ丘高の椎野新投手(18歳)は指名がなかった。学校で松田忍監督とドラフト会議の様子を見守った椎野投手は、会議終了後に会見した。今後の進路については大学進学を希望し、「4年間しっかり頑張りたい。最終的な目標はプロ入り」と話した。松田忍監督は「現時点ではまだ力が足りなかったが、明確な目標ができたはず。体をいかした、力で抑え込める投手を目指して、大学で成長してほしい」とエールを送った。
ドラフト会議の様子を見守る村上桜ヶ丘高・椎野新投手(左)と松田忍監督
また独立リーグ・BCリーグで上信越地区優勝を果たした新潟アルビレックスBCの選手も、昨年に続き指名がなかった。
(取材・撮影・文/岡田浩人)
まだまだこれから